満州事変からの歴史を学び・・・
つまり、そこから、大東亜戦争、第二次世界大戦の歴史を見るということと、理解した。
先の大戦では、日本軍は、多く、玉砕した。
この玉砕という言葉は、全滅、壊滅の、美称である。
玉が、砕ける。
玉とは、兵士のことである。
そのような言葉を必要とするほどに、何か特別な言葉を必要とした、戦争。
玉砕という、美称によって・・・
その全貌を忘れた。
多くの兵士の七割が、餓死であるなどということも、勿論である。
230万人の兵士が斃れた。
そして、兵士を含めた、戦争犠牲者は、320万人である。
民間人、一般国民も、多く斃れた。
アメリカの無差別攻撃によって・・・
国際法違反である。
その最たるものが、原爆投下。
日本は、アジアを侵略したと、毎年、謝罪を繰り返すが・・・
侵略を主とした、欧米列強は、一度も謝罪をしない。
不思議である。
実は、ここに問題がある。
日本は、欧米列強の植民地支配の泥を被り、そして、アジア、太平洋の国を侵略したという、固定した価値観を、負わされた。
勿論、東京裁判によって。
すべての悪は、日本にありという、恐るべき、欧米列強の国、つまり、白人たちに、してやられたのである。
そして、それは、今も続いている。
国際連合とは、戦勝国の集いであり、日本は、いまだに、敗戦国として、扱われている。
アメリカに次いで、二番目に、多く金を出しているのに・・・
こういう不思議なことを、政治家も、一般人も、あまり言わない。
この頃になって、ようやく、それを口にする人たちが、現れたが・・・
そして、アメリカ占領軍が作り上げた、憲法をありがたく、押し戴いている国、日本である。
それが、平和憲法と呼ばれて・・・
簡単に言うと、日本は、戦勝国を攻撃してはならない、という憲法である。
また、国として、他国を攻撃してはならない、という。
戦争放棄である。
素晴らしい憲法である。
しかし、自分の身を守ることが出来ない。
だから、今も、アメリカの属国扱いである。
アメリカの核兵器に守られている。
アメリカ軍に守られてきた。
自衛隊でさえも、朝鮮半島動乱の際に、マッカーサーが、これでは駄目だと、気づき、更に、日本が存在して、共産化を止められると、自衛隊、つまり軍隊を創設することを、日本に求めた。
それが、いまだに、憲法解釈で、云々という、日本の社会である。
実に、未熟な社会といえる。
国連加盟国に許されている、集団的自衛権も、日本では、出来なかったという、アホさ加減は、いかんともし難いのである。
日本は、表現の自由が許されているから、色々な考え方があって、当然である。
しかし、国防、安全保障という時、ある一定の価値観と、国際的に、当たり前の感覚を持たざるを得ないのである。
ところが、敗戦後、戦争を一度もしなかったことでなのか、その安全保障に関しても、迷妄なことを、平然と口にするアホがいる。
戦争をする国に、するのか・・・
海外で、戦争をする国にするな・・・
在米米軍の兵士が、日本国民のために、死ぬだろうか。
また、死んで良いと、考えるだろうか。
アメリカには、玉砕という、美称は無い。
愛国心という前に、玉砕という言葉があると、私は言う。
それが、先の大戦の象徴的な言葉となる。
その第二次世界大戦、太平洋戦争・・・
太平洋戦争とは、アメリカの名付けた呼び名である。
日本では、大東亜戦争という。
ことごとく、日本の言い分が、塞がれた。
アメリカ占領軍、GHQの言い分を、すべて受け入れなければならなかった。
それは、白人の世界が、二度と、色付き人間の国、日本に行動を起こさせないがためである。
徹底的に、日本を叩き潰すという精神である。
その証拠は、ドイツと比べてみるといい。
ドイツは、白人の国である。
ドイツに対しては、その復興に協力しなければと、言うが、日本に対しては、徹底的に、潰せ、である。
そして、今も、それが行われている。
人種差別の何物でもないのである。
あらゆるものが、人種差別から、起こっている。
信じられないだろうが、それが、事実である。