2016年06月01日

玉砕126

平成8年1996年、12月19日、63歳の誕生日会見での、お言葉

沖縄の問題は、日米両国政府の間で十分に話し合われ、沖縄県民の幸せに配慮した解決の道が開かれていくことを願っております。沖縄は、先の大戦で地上戦が行われ、大きな被害を受けました。沖縄本島の島民の三分の一の人々が亡くなったと聞いています。さらに日本と連合国との平和条約が発効し、日本の占領期間が終わったあとも、20年間にわたって米国の施政権下にありました。
このような沖縄の歴史を深く認識することが、復帰に努力した沖縄の人々に対する本土の人々の務めであると思っています。戦後50年を経、戦争を遠い過去のものとしてとらえている人々が多くなった今日、沖縄を訪れる少しでも多くの人々が、さんご礁に囲まれた島と美しい海で大勢の人々の血が流された沖縄の歴史に思いを致すことを願っています。

矢部氏は、
ここで語られている「沖縄の問題」とは、前年の少女暴行事件がきっかけで高まった米軍基地反対運動のなかで、象徴的な存在となっていた普天間基地の返還問題をさしています。
けれどもその後、「普天間基地の返還期間」は、いつのまにか「辺野古での巨大新基地建設問題」にすり替えられ、その問題が2010年には鳩山内閣を崩壊させ、現在でもますます深刻さを増していることは、みなさんよくご存知のとおりです。

こうした「沖縄の問題」に一度でもきちんとふれると、その人の政治を理解する力「リテラシー」は飛躍的にアップします。それは本土では厳重に隠されている「身もふたもない真実」とは何か。たとえば昨年、2014年、沖縄で自民党は県知事選挙でも衆議院選でも大敗を喫しました。いずれも辺野古での新基地建設を、ただひとつの争点として戦われた選挙です。しかし、それでも新基地建設の動きはまったくとまりません。

一方、本土でも、近年この頃知られるようになったように、首都圏の上空は一群八県にわたって米軍に支配されており、日本の飛行機はそこを飛ぶことができない。
「いったい、なぜなんだ!」
と、書く。

これについても、石原元都知事が発言していたことを、私は覚えている。

矢部氏が、戦後再発見という歴史シリーズで、四年間にわたり、その謎を解くことで、条文の中に、その謎を解く鍵があったと書く。
以下

旧新部地安保時要約第一条(部分)
「(米軍を)日本国内およびその附近に配備する権利を、日本国は認め、アメリカ合衆国は受諾する」
重要なのは、この条文によってアメリカにあたえられた権利とは、日本に「基地を置く」権利ではなく、「軍隊を配備する」権利だということです。
つまり「米軍は日本の国土全域で、なんの制約も受けず、自由に軍事行動ができる」ということです。そうしたメチャクチャな条約を「日本側から希望して結んだ」という形になっている。それが日米安保の本質なのです。

その実情について、詳しくのべた、アメリカ側の公文書が存在するとして、

それは1957年、アイゼンハワー大統領への調査報告資料として日本のアメリカ大使館が作成したもので、だから絶対にウソがない内容のものですが、そこには、
「米軍は1952年の日本の独立後も、占領中に持っていた権利をすべてもちつづけている」
「米軍は日本政府との協議なしに、日本国内で自由に行動することができる」
「米軍は日本政府の許可なく、自由に日本に出入国することができる」
「米軍は新しい基地の条件を決める権利も、現在の基地を使いつづける権利も持っている」
といった衝撃の事実が、赤裸々に報告されています。

さらにそうした米軍の特権は密約によって、1960年の安保改定後も変わらず維持されたことが、やはりアメリカの公文書からわかっています。

「健全な法治国家であること」と「外国軍に100パーセントの坑道の自由を提供すること」

この完全に矛盾する命題を共存させるため、1959年12月、戦後日本という国家においては「在日米軍の問題について憲法判断をしない」というルールが、日米合議のもと、最高裁で決定されています。「砂川裁判最高裁判判決」
その結果、日本国憲法は事実上その機能を停止し、現在の「法治国家崩壊」というべき状況がスタートしてしまったのです。

しかし、こうした憲法に関する問題だけは、明仁天皇の言葉に頼ることはできません。

「天皇は憲法にしたがってつとめを果たすという立場にあるので、憲法に関する議論については言をつつしみたいと思っています」との、お言葉である。

ではいったいどうすれば、憲法を正しく機能させ、日本を健全な法治国家として再出発させることができるのか。それは私たちがみずから考え、行動する必要があるのです。

以上

みずから考え、行動する・・・
つまり、それは、選挙しかないのである。

私は、これを、砕いて、平たく、私なりの言い方で言う。
これが、キリスト教白人主義というものなのである。
つまり、人種差別の何物でもないという。

別エッセイにも、多々書いてあるが・・・
敗戦後でも、ドイツは、白人の国ゆえ、優しい対応であるが、日本に対しては、徹底的に、痛めつけるというのである。

この状態を打開するためには、再びの戦争しかないと、言う。

それほど、大変なことなのである。
何度も言うが、日本は、アメリカの殖民地である。

宗主国に逆らうことが出来ないのである。
もし、本当に、独立国家で、法治国家でありたいのなら、戦争に勝つしか、方法が無いのである。

今、現在も、国連での、日本の立場は、敗戦国の立場である。
敵国条項に従う国、日本なのである。

矢部氏が、
みずから考え、行動する必要があるのです・・・
と、言うが・・・
問い掛けで、終わっている。

勿論、十分に価値のある、問い掛けであるが・・・
これは、命懸けの問い掛けになる、可能性があるのだ。



posted by 天山 at 05:16| 玉砕3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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