2016年05月24日

生きるに意味などない5

第二の領域である経験界には物理的世界の科学、生物の科学と人間の科学が含まれている。これらの科学は物質の世界、生命、心および社会における観察と実験とに基づく事実的記述とか一般化とか理論的定式化とか説明などを提供する。これらの科学は証拠や検証の一定の規則に従って、また分析的抽象の特定の体系を使用することで組みつけられた可能な経験的真理として意味を表現する。
フェニックス

ここで、一つ一つの言葉の定義、あるいは、概念を確認しておく必要がある。
だが、それは、面倒なので、続ける。

一つだけ・・・
経験的真理という、言葉は、とても、驚きである。
これは、学問の世界なのか・・・
宗教の概念に、思えるのである。

第三の領域である審美界は各種の芸術、たとえば音楽、動作芸術や文学を含んでいる。この領域での意味は観念的主観性の独特な対象としての特定の優れた事物の観照的知覚に関係をもっている。

観念的主観性・・・
これには、やられる。
煙に巻いているような言葉である。

観照的知覚に関係をもつ・・・
鑑賞するのではなく、観照的知覚というのだ。

鑑賞する力でもないようだ。
それでは、観照的知覚とは、何か・・・

第四の領域である共知界はマイケル・ボラニイのいう「個人的知識」とマルチン・ブーバーの、「われ-なんじ」の関係とを含んでいる。この種の知識を表わすのに適切な既存の概念がないのでsynocticsという用語を新しく工夫した。この用語は「黙想的思考」を意味するギリシャ語を語源としているが、これはまたsynとnocsisの複合であって、前者の意味は「共に」か「一緒に」であり、後者は「認知」である。そこでこの新用語は「関係的洞察」または「直接的認知」を意味するのである。それが認知の領域に占める位置は感情の領域における同情に相似である。この個人的または関係的な知識は具体的で、直接的で、また実存的である。それは他の人びとに、自分自身に、また事物にさえも適用できるのである。
フェニックス

これは、翻訳であるから、実に難しい日本語を使う。
つまり、哲学用語であり、その一つ一つに、概念が存在する。

それを、一つ一つと、説明しなければ、理解出来無いものと知る。

第五の領域である倫理界は道徳的意味を含み、そこに表示されるものは責務であって、事実や知覚的形式や関係認知ではない。それは抽象的な認知的知識に関心をもつ科学、理想化した美的知覚を表現する芸術、また相互主観的な理解を反映する個人的知識とは異なっている。道徳は自由で、責任のある、熟慮された決断に基づいてなされる個人的な行為に関わりをもつのである。
フェニックス

道徳的意味を含み・・・責務であって・・・
道徳は自由で、責任のある、熟慮された決断に基づいてなされる個人的な行為に関わりをもつのである・・・

相互主観的な理解を反映する個人的知識とは異なっている・・・
考え方の違いを知る行為である。
倫理界は、それとは、異なるという。

第六の領域である通観界は広く統合的な意味に係わりをもっている。それには歴史、宗教、哲学が含まれている。これらの学問は経験的、審美的と共知的な意味を筋の通った全体として統合するのである。
歴史的解釈は事実証拠に忠実に従って行う人為的な過去の再現であり、その目的は人間が与えられた状況のもとで思慮深く自ら行ったであろう選択の解明である。
宗教は究極的な意味、すなわち、その領域が何であれ、それを全体者、包括者や超越者のような境界的概念の立場から見た意味に係わりをもっている。
哲学は、他のすべての領域の分析的解明と評価と統合的調整を提供するが、それはあらゆる種類の意味がもっている特殊性と相互関係を反省的概念によって解明するのである。
フェニックス 改行は私

これら、六つの領域は、それぞれ独立しているのではない。
相互に関係している。

ただし、象徴界は、意味の全範囲に及ぶものであり、その理由が何であれ、意味を表わすのに、象徴が必要な手段になる、と言う。

また、通観界も、同じである。
他の、四つの領域は、極めて独自な意味の次元であるが、相互依存的なもの。

とても、参考になりました。

上記の、領域が、つまり、六つの領域が、基礎なのである。
教育における意味、追求である。

こうして、人間は、教育を通して、意味意識を教えられる。

その教育に埋没して、学者になるのである。
あるいは、それを聞き流して、社会に出て、社会人となる。
しかし、それを学んだことで、理屈を捏ねるようになるのである。

その理屈が、百人百様であることは、自明の理。

人間が、教育を受ける前に、その環境、習慣、そして、生まれながらに持つ性質、性格にもよる。

同じことを学んでも、人それぞれ。
それが、実に、楽しいのである。

そして、意味づけも、人それぞれ。



posted by 天山 at 05:46| カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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