2015年05月12日

玉砕25

当時のアメリカの国内世論を見る。
ルーズベルト大統領は、国民に対しても、徹底した、世論操作をしている。

アメリカ国民は、孤立主義ムードが強かった。
ヨーロッパに関する関心も低い。
そして、第一次世界大戦で、戦争には、辟易していた。

アメリカ議会も、その国民の心情を反映して、欧州、極東への介入を危ぶみ、ルーズベルトを、アメリカ大統領から世界の大統領を目指すとして、祖国を、紛争に巻き込まないという、保証を求めていた。

ルーズベルト自身、いかなる戦争にも参加しない、という、公約を掲げて、当選したのである。

だが、世論は、巧みに操作された。
欧州の情勢に代わり、極東の危機が新聞をにぎわせる。

米民間の調査機関ギャロップ調査は、三分の二が、日本製品のボイコットに賛同し、四分の三が、対日武器禁輸を支持していると、報じた。
これは、前年の、二倍である。

そして、ルーズベルト大統領は、米国民の日本に対する憤激を抑えているのだという、印象を与えたのである。

だが、ここまで来たら、日本に対して、何らかの警告をしなければならないという、論調を導き出した。
その具体化が、昭和14年、1939年の日米通商航海条約の破棄通告である。

半年の間に、日米の関係が大幅に好転しない限り、条約が失効になるというものだ。
その後、両国関係の修復ならず、効力を停止した。

ルーズベルトは、その裏で、フィリピン・マニラと、ハワイ・真珠湾の軍備を強化し、ハワイ付近の洋上において、海軍の演習を実施することを、内談しているのである。
つまり、戦争準備である。

同時に、あらゆる禁輸令についての検討が、密かに、始められた。
それも、戦争準備である。

そして、日本の外交努力に対して、ハル国務長官は、
極東における横暴な権益拡張をわれわれに認めさせようとしている、との返答であり、アメリカの真の姿を日本に映したような言葉である。
権益を欲しているのは、アメリカであろう。

1940年の暮れ、大統領三選の目的を果たして、国内の人気取りを挽回したルーズベルトは、年末の慣例となる、ラジオ放送において、突然、ドイツに対する信念を明らかにした。

著名な民主主義の兵器・演説である。
ある国家がナチスと講和を結びえるのは、ただ全面的降伏という代価を開いて払った場合のみで、それ以外にはありえない。もしイギリスが敗れるようなことがあったなら、われわれはナチスの銃口の前で暮らすことになるだろう
として、ヒトラーが、英米にとって、供に天を戴かざる共通の敵であることを、公然と指摘した。
アメリカは、この時に当って、民主主義の兵器・となろう・・・
と、全国民に呼びかけた。

ヒトラーに追従する枢軸国と、いったん戦端をひらけば、中途半端な講和はありえず、相手国を無条件降伏の状態に崩壊させるまで、終わりがないという、覚悟を述べている。

この演説は、連合軍の第二次世界大戦を通じての、パックボーンになったのである。

この演説の具体的な現れの一つとして、武器貸与法が、翌年1941年1月10日、上・下院に提出された。

つまり、開戦ということで、決定していたのである。

枢軸国とは、日本を指す。

ヒトラーの野望は、欧州の統合であり、それに対して、イギリスのチャーチルが最も恐れていた。
チャーチルこそ、アメリカに参戦して欲しいのである。

世界最大の植民地政策の国、イギリスと、世界最大の戦争好き国家、アメリカである。
元を辿れば、キリスト教白人主義である。

相手が開戦を決めているのであるから、日本が、いくら外交努力をしても、せん無いことである。

だから、日本が決して飲めない、要求を平然としてくるのである。

国民大衆の愚かさは、アメリカだけではない。
多くの国、日本もそうである。
洗脳されたり、誤魔化される。
現在の、マスコミの報道もその一つである。

さて、アメリカは、日本に中国の利権を手放せという。
つまり、自分たちも、その分け前に預かりたいということである。

いつものことだが、アメリカは、自分の利権を他国に渡すようなことがあったか。
兎に角、奪う一方である。

その方法も、いつも穢い方法である。
アメリカの建国から考えても、真っ当に、進んで来た国ではない。

日本は、敗戦から、70年を経たが、未だに、アメリカの植民地としての、扱いである。
独立国とは、名ばかりの、名目だけの・・・

占領政策は、何も変っていない。

この頃は、アメリカの力も落ちてきたのか、日本に防衛の強化を言う。
このチャンスに、日本は、自衛、防衛の力を、格段に強化すべきである。
必要ならば、核兵器開発も視野に入れてもいいのである。

核兵器廃絶などという、人たちは、世界の複雑怪奇さを知らず、単純素朴に、考えているのである。
気づいたら、属国になっていたという、笑えない話である。

ぼんやりとした、宗教団体にそんなことは、任せておけば、いい。
彼らは、祈っても、核兵器が無くならない事を、知らないのである。




posted by 天山 at 05:46| 玉砕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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