2015年01月19日

玉砕3

歴史は、様々な見方がある。
私は、歴史学者でもなければ、研究家でもない。
素人である。

だから、好きなように書く。
具体的に知りたい場合は、その他諸々の歴史本を読めばいい。

戦争への道・・・
私が知りたいのは、それである。
昭和2年の、第一次山東出兵・・・
日本と中国の関係である。

この事件と、翌年3年に起こった、張作霖爆死事件である。

明治38年、日露戦争で、日本はロシアに勝った。
初めて、色付き人間である日本が、白人の世界に、画期的な動揺を与えた戦争である。
それについては、国を愛して何が悪い、という、別エッセイに書いているので、省略する。

だが、その戦争で勝った日本は、ロシアが有していた中国領土の権益を得たのである。
ここに日本陸軍の精鋭部隊である、関東軍が駐留し、この一帯に、日本人が事業を起こし、それらの企業で働く日本人居住地が広がった。

だが、当時、満州には、3000万の中国人が住んでいた。
日本人は、僅かである。

ロシアという国は、伝統として、侵略を是としていた国である。
それは、ソ連になっても、変わらなかった。
領土のドロボーである。

さて、当時の中国は、惨憺たる有様だった。
各地に独自の支配者が存在して、独自の軍組織を有していた。
それを軍閥という。

満州には、張作霖という支配者がいた。
民衆に対して、搾取の政治を行なっていた。

関東軍は、その張作霖と、付かず離れずの関係を保ちつつ、満州の権益を守っていた。

そして、関東軍の参謀たちは、満州全域に日本の支配権を伸ばしたいという、希望があった。
それが、侵略と言われるなら、ロシアの支配も、侵略である。

白人の世界では、侵略は、当たり前のことである。
今も、日本は、侵略に対して、謝罪をしているが・・・
最も、謝罪しなければいけないのは、白人たちである。

昭和2年、1927年、孫文の後継者である、蒋介石が、国民党を立ち上げ、国民党政府を造り、全国統一を目指していた。
各地の軍閥との、話し合いを進めて、その傘下に加えて行く。

その、蒋介石が、満州を伺う情勢になる。
そのため、日本人の保護を名目に、山東出兵を行なったのである。

実際は、蒋介石が、満州を制圧することを、恐れたためである。

当時の日本は、政治、軍事、外交の指導者たちの会議で、満州の権益は、いかなることがあっても、守ると決めていた。

昭和3年3月、国民党と華北の旧軍閥が手を結び、張作霖に攻撃を仕掛けた。

ここで、確認したいことは、中国は、混乱、動乱の渦の中にあったということである。
そして、その民衆は、右往左往していたのである。
何せ、搾取、搾取の連続である。
更に、身の危険も多々あった。

張作霖は、満州と北京を手中にしていたが、次第に、国民党に追われる情勢になった。
そして、国民党を中心として、北伐群が、山東省の省都、済都を包囲するに至ると、日本は、再び、山東出兵を試みた。
第二次山東出兵である。

北伐軍と、関東軍が、衝突した。
北伐軍は、日本軍との戦火を避けるように、満州に進撃した。

日本は、張作霖に、北京から、満州の奉天に戻ることを、説得する。
日本は、北伐軍と対抗する張作霖を、表に立て、満州の権益を守ろうとした。

そして、昭和3年6月4日、張作霖は、特別列車にて、奉天に向うことになる。
が、奉天郊外に差し掛かる時、線路に仕掛けてあった、爆弾で、吹き飛ばされる。

それは、日本軍の、謀略行為だった。
その混乱に乗じて、関東軍を出動させ、武力制圧を諮ったのである。

その行為は、国際社会に、知れ渡ることになる。

大変残念なことであるが、事実である。
本当のことを言えば、それで多くの民衆が救われたのだが・・・
日本軍が、当時の中国人の反発を買っていたというのも、事実である。

だが、中国の軍というものは、馬賊や匪賊が主であり、民衆に取っては、決して、有り難いものではなかった。

だが、謀略は、謀略である。

明治27年28年の日清戦争、明治37年の日露戦争・・・
日本軍兵士の、規律は保たれ、必要以上の戦闘行為は、行わなかった。
海外のジャーナリストたちは、日本軍兵士の行動を、サムライの精神と賞賛していたほどである。

それが、満州某重大事件と言うが、その際には、それが、見当たらないのである。

昭和陸軍、共に、関東軍は、驕っていた。

これは、当時の憲法に大きな問題があった。
いずれ、それは書く。

相手が、悪人でも、謀略的行為は、恥じである。
この、陸軍が、後々に、重大な過ちを犯すのが、大東亜戦争である。
天皇を利用し、人命軽視の思想である。


posted by 天山 at 06:53| 玉砕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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