2013年12月21日

慰霊と支援の旅は続く8

疲れを取る暇もなく、私達は、翌日、チェンマイに向った。
今年最後の、慰霊となる、野戦病院跡の、慰霊である。

ちなみに、メーソートのホテルには、以前ベッドメークをしていた女の子が、昇進して、フロントの受付を行っていた。
顔馴染みである。
ミャンマー、カレン族である。

今回は、彼女が結婚をして、男の子がいることが、解った。
だが、一足の靴を上げるだけしかなかった。
とても、喜んだが・・・

今年から、メーソートからチェンマイ行きの、飛行機が飛ぶので、それを利用した。
荷物が無くなり、実に楽になった。

最後まで、白倉さん、その娘さんが、私達を見送ってくれた。

ところで、旅日記を書いているが、私達が滞在していた時、バンコクは、騒乱だった。
反政権、つまり、反タクシン派が、デモを繰り広げていた。

最大は、200万人のデモと言われた。
空港のテレビでは、バンコクのデモの様子が、延々と映し出されていた。

そして、遂に、学生二人が死亡し、45名ほどが、重軽傷という事態になる。

更に、反タクシン派は、抗議活動を活発化させて、ブルトーザーを使い、警察本庁の一階部分を破壊した。
バリケードも、壊すという。

何故、ここまでエスカレートしたのか・・・
それは、メーソートにその大元の原因がある。
つまり、今も、メーソートは、麻薬の世界的売買の拠点なのである。

タクシンは、首相時代、パフォーマンスとして、千名以上の麻薬取締りとして、殺害したが・・・
実は、今も、その利権を握り、華僑を通して、世界に麻薬を売るのである。
その莫大な金・・・

更に、その裏には、中国が控えている。
簡単に言えば、中国は、タイランドを属国化したいとの、意向なのである。

そのことが、知識人たちに気付かれて・・・
急速に危機感が募り、バンコク騒乱となった。

ここでは、書けないこともあるが・・・
大筋の話である。

そして、タイは王国である。その王様の誕生日が近づいていた。
その日、国王のメッセージがある。
タイ国民は、それに注目していた。

タクシンは、王制廃止を口に出していたから、なお更、国王の言葉が、待たれていたと思う。

本来なら、国王は、対立する両者を呼んで、解決の糸口を探るというが・・・
国王も、口出し出来ない状況なのであると、聞いた。
それは、中国の存在である。

これも、それ以上は、書けない。

タイ各地では、国王誕生を祝う準備が進んでいた。
チェンマイも同じく。
私も、チェンマイの前夜祭に参加して、国王に対するメッセージを書かせて貰った。

前夜祭から、誕生日当日は、デモは無く、タイは、王様誕生日のお祝いで、平静だった。

私は、バンコクで、王様の、メッセージをテレビを通して聞いた。
タイ語なので、意味は解らないが・・・
帰国して、その内容を知る。

タイが平和だったのは、国民が一致団結して、である。だから、これからも、一致団結して、平和を・・・という、内容である。

意味深い言葉だ。

だが、翌日から、デモは再開されて、更に激しくなる。
ついに、タクシンの妹である、現首相が、下院を解散して、総選挙を行なうとの、メッセージを発した。が、そんな問題ではないと、更に、デモが続く。

要するに、タンシンとクローンである、現首相の退陣を要求している。つまり、タクシン派の崩壊を願うのである。

それほど、タンシン派が台頭しているのは、票田が大きい、東北部、北部の支持が高いからである。
それ以外の地は、皆、反タクシンである。

東北部、北部の票は、金で買っているというのが、現実である。

南部の人から聞いたが、一番税金を納める南部のためには、何一つ、タンシクはしていないと言う。
更に、一度も、タクシンは南部を訪れていないのである。
南部に行けば、確実に、射殺されると、聞いた。

海外逃亡をしているタクシンは、今も、大金が入る仕組みである。
要するに、国を食い物にしているのである。

中華系らしい・・・やり方・・・

反タクシン派は、特に国王支持派である。
勿論、タイ国民は、国王を崇敬する。
だが、それと、政治とは、別物となる。

国王は、86歳を迎える。
高齢であることが、タイ国民の心配である。

現国王が亡くなることが、混乱を増すことになることを、国民は知っている。
国王が、飾り物になり、そして、王制廃止となれば・・・
それを、恐れ、危機感を持つ人たち・・・
国が、乗っ取られるという、恐れである。

ラオス、カンボジアを懐に入れ、更に、タイにも迫る、中国の手・・・
中国の覇権主義が、ここでも、見られるのである。




posted by 天山 at 03:38| 旅日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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