2013年12月09日

霊学133

アトランティス時代が終わって、リズムの記憶が基本的な記憶力として育ってくる時代になると、テレパシーによる伝達ではなく、言語による伝達が基本になりますけれども、・・・その言語には集合的な性格が強いので、個人よりも権威とか伝統とか祖先の教えとか信仰とかのほうが決定的に重要なので、その人間関係にはいつも権威や秩序や伝統があり、それにどこまで自分を組み込むかということで、人間関係が成り立っていたのです。
高橋

と、すると、現代も、アトランティス時代が終わった、状態に思える。

民族言語が成立して、その言語の共通性の中で個人が集団に依存していた時代の基本は、文化と文化のぶつかり合い、融合と離反の繰り返しだったのです。
高橋

民族として、統一して考えるが、民族の神話と、宗教の融合と、離反である。

ここで、面白いのは、新しい民族と、古い民族との関わりである。

同じ文化を千年、二千年と伝えている民族は、古い民族であり、どこかから、ある土地に移り、周辺の文化を吸収しつつ、新しく独自の文化を作り始めるのが、新しい民族である。

エジプト、バビロニア、ペルシャなど、大きな伝統ある文化を有する。
そして、そこには、少数民族が、含まれる。
その、少数民族が、若い生命に満ちた文化形成で、その伝統をものにしつつ、同時に、伝統を破壊するという。

ある文化がつくられ、成長し、そして年老いる過程で、必ず少数民族が、その民族の中から起こり、その文化伝統を養分のように、吸収しつつ新しい文化を創るという、過程がみられる、と、高橋氏は、言うが・・・

そこには、色々な形での、残酷な破壊的な場面が、多々ある。

古代人は非常に敬虔な、宗教的な生き方をしている一方で、おそろしい奸計、裏切り、あるいは大量虐殺をやったりします。この二つは両立しないように思うのですけれど、古代においてそれは矛盾するものではなく、むしろ歴史の進化からすると、当然そうでなければならなかったのです。なぜかというと、今いいました民族言語形成期の人間にとっては、死生観が今の場合とまったく違っていたからです。
高橋

それでは、古代人の死生観とは・・・

若い民族ほど、内部に破壊的な死への衝動が、どれほど強く存在していたかによって、決まるというのである。

老いた古い魂になると、死への衝動が、ほとんど感じられなくなる。
破壊力が、内に働いていればいるほど、若い民族なのだ。

若い魂の中には死への衝動が強く働いている、ということが、古代史を解くひとつの鍵になるのではないかという気がします。いいかえると、古代人にとって、死の問題は私たちの場合よりもはるかに重要な意味をもっていて、ある文化が死をどう受け止めているかを見ることで、その文化の個性も見えてくるのです。
高橋

集合的な意識が人々の心を支配していた古代の人間にとっては、死ぬことはいわばひとつの誕生を迎える大きな門出でもあったのです。
高橋

それは、現代人にも無縁なことではない。
つまり、自分の意識の拡大、意識の変容を考える時、死後の世界が、また、新しい意味を持つに至る。

大東亜戦争の若い者たちは、死んでも、七恩報国と言った。
七度、死んでも、国を守るという意味である。

それも、古代的な衝動だという。
そして、暫く平和が続くと、また一種の破壊衝動が生まれて、又繰り返す可能性があるとのこと。

それは、古代意識の問題というより、現代の一つの試練と考える。

古代人の死生観とは、死んでも、生きている。存在しているということである。
それは、現代でも、そのように、考える人たちも多い。

更には、新しい誕生という意識である。

死後の世界は、無いと考える人は、ここで、躓く。

シュタイナーは、現世より、来世のことを、多く語ったようであるから。
つまり、霊界との付き合いにより、生きる人間の在り様ということである。

それを、意識的にすること。
そのための、行を考案している。
だが、このエッセイでは、取り上げない。

死者とこの世に生きている人間との新しい結び付きを作るために死ぬ、という人間の在りようを、人智学の観点からどう見ることができるでしょうか。
高橋

これが、人智学の眼目であろう。

人間には、肉体と、エーテル体があり、アストラル体、そのアストラル体の中心に、自我がある。

古代人と現代人の違いとは、肉体とエーテル体と、アストラル体と自我の、在りようが違うということだ。

古代人の肉体とエーテル体は、現代人よりも、アストラル体の影響を受けていない故に、土地の影響を強く受ける。

また、現代人の、自我、アストラル体ほど、肉体、エーテル体の影響を受けていない。
つまり、自由に、身体を離脱しやすいという。

現在の人間の、自我と、アストラル体は、つまり、魂の部分は、肉体と、エーテル体、つまり、体の部分に深く結び付いている。
簡単に脱魂状態には、なりにくいのである。

確かに、古代人と、現代人は、違うということは、理解できる。
しかし、上記の説明は・・・
一つの、仮説である。

こういうことを、探ることによって、現代人の、心の荒廃を救うのか・・・
更に、荒廃とは、何か・・・
以前にも、書いたが。




posted by 天山 at 06:31| 霊学3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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