2013年11月18日

国を愛して何が悪い104

白人の植民地政策の有様を見れば、一目瞭然である。
その、悲惨さである。

例えば、アジアでは、フィリピンである。

最初は、セブ島の先にある、マクタン島に、マゼランが来た、1521年である。
マゼランは、スペイン王の名において、セブ島内の内戦を口実に、介入するが、原住民の矢に当たり、死亡する。

だが、スペイン軍は、遠征隊を送り込み、次々と、島を占領し、1571年にマニラを陥落した。

元は、イスラム教だった、フィリピンをキリスト教に改宗させるべく、残虐行為に及ぶ。

その手先が、宣教師たちである。
相変わらずの、宣撫政策。

1860年に、スペインに内乱が生じると、フィリピン国内では、知識階級による、自由獲得運動が盛んになる。
それが、農民の一揆、キリスト教会の分裂などと、騒然とした雰囲気になる。

勿論、弾圧が起こる。

つまり、フィリピンは、おおよそ、300年に渡るスペインの統治独裁政策を受けていた。

更に、その後は、1898年のアメリカである。
米西戦争により、スペインは、2000万ドルで、フィリピンをアメリカに売る。

それが、1941年の、日本軍の占領まで、続く。

そこで、フィリピンでは、長い植民地時代により、おおよその現地の文化的なものを、捨て去った。

今、植民地時代を振り返ると、スペインは、キリスト教を与え、アメリカは、近代化を教えたというが・・・

これは、非常に好意的な見方である。

島々には、スペイン時代の悪しき伝統が息づいている。
決して、フィリピンの人たちが、富むことのない、システムである。

更に、英語を取り入れたことによる、弊害は、実に大きい。
英語を取り入れて、豊かになっただろうか。
精々、海外に出稼ぎに出掛けるための、言葉としてある。

フィリピンには、文化的なものは、一つも無い。
あっても、キリスト教の教会である。

更に、芸術分野も全く無し。

キリスト教という、文化が、すべて破壊させたことを、知らない。
しかし、今は、カトリックの国といわれる。

人を殺すのに、五千円程度で、請け負う人がいる国が、カトリックの国である。

英語を主にすることから、英語の国、イギリス、アメリカの文化には、適わない。更に、あらゆる文化的行為に、アメリカが生きている。

アメリカンの食事を主にする。
それが、贅沢なのである。

つまり、食事ではなく、餌の食文化である。

フィリピン人は、平然として、言う。
命より、お金が大事・・・
でも、命が無ければ、お金があっても・・・
それでも、お金が大事・・・

遺産相続では、平気で兄弟、親戚などを殺す国。

それなのに、教会には、多くの人が集う。
祈る。
長年の絶望感に麻痺して、祈りを上げるという、姿である。

一部、 知識人が言う。
もし、フィリピンが日本の統治を受けていたら・・・
フィリピンは、自国の文化を持ち、発展していた、と。

今も、状況を良く知らないフィリピンの人が言う。
日本軍から、アメリカが救い出してくれた・・・

そのアメリカに飼い慣らされて・・・
すべてを、アメリカに真似た。
その結果が、現在のフィリピンである。

だが、アメリカも、金ばかりかかる、フィリピンから、撤退するのである。
手始めは、米軍基地。

沖縄の基地は、手放さないが・・・
フィリピンの基地は、手放した。
日本には、金がある。日本には、金をたかれる、のである。

現在は、中国の台頭により、フィリピンにも、米軍の力を注ぐようになったが・・・

フィリピンの、ビサヤ諸島には、フィリピン魂を説く人たちがいる。
イスラムである。

フィリピン人の魂がある、と、力説する。
それを聞いていると、少し悲しくなる。

ミンダナオ島のモロ・イスラム勢力が、ようやくマニラ政府と和解案に合意した。それも、日本が、立ち会ってのことである。

イスラム勢力は、日本の立ち入りを求めた。
何故か。
日本は、宗教の国ではない。
マニラ政府が要請するのは、キリスト教の国ばかりである。
それでは、話し合いにならないのである。

私は、その日本に世界平和の鍵を見る。

民族、宗教の壁を超えて、話し合いの出来る国、日本になっているのである。




posted by 天山 at 06:58| 国を愛して何が悪い3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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