2012年04月17日

まだ悲しいプノンペン4

子ども達全員と、写真を撮ることにするが、中々、まとまらないのである。
こんな光景は、初めてである。

私が知らない、子ども達は、何か、見透かしたようである。
支援に来る人たちの、態度・・・
憐れまれるという、態度・・・

子供は、敏感である。
更に、先生たちの、意欲・・・
以前の先生たちは、使命感のようなものを持って、子供たちに対処していた。
今は、叩いて、強制しなければ、騒がしい子ども達。

その中でも、年長の女の子たちは、男の子たちを、指導していたから、驚いた。
そして、最後まで、私に対して、礼を尽してくれたのも、彼女たちである。

何かが、変わった。
貰うことが、当たり前になったのか・・・
更に、私のように訪れる人が多くなり、またか・・・という、思い。
その度に、何ものかを、演じるのは、嫌だ・・・

実は、私は、もう一つの孤児院にも、出掛けている。
そこの、子ども達は、皆、孤児である。

しかし、その施設の代表が、私を案内してくれた際に、教室に行くと、この机と椅子を、新しくしたい、シャワー室に行くと、この設備も、新しくしたい、そして、極め付けが、子ども達に、制服を作りたい、だった。

日本人は、金がある。
そして、頼めば、してくれる。
そんな感じを持った。

初回で、そんなことを言われると、返答に窮するのである。
私は、そこに、二度行っていない。

シェムリアップの孤児院が、子供を利用して、利益を上げて、経営者の懐に入れるように、何か、不信なものを、感じる。
勿論、出来る人は、して上げると、いい。

そこで、また、お金は、すべて子ども達のために、使います。
寄付されたものは、すべて、子ども達に・・・

国連からの、食糧支援を受けていたが、その食糧も、支援金で用意したいと言う。

あまり、繰り返されると、うんざりしてくるのである。

さて、そろそろ、子ども達と、お別れである。
もう、きっと、暫く来ないだろうと、私は、思った。

年長の女の子たちが、日本語で、ありがとう、と言う。
最後まで、見送ったのも、彼女たちである。

私が必要な場所は、あの、農民の部落など、何も無いところの人たちだ。

更に、ラ・モンさんが、ゲストハウスに着いて、私に言った。
スラムが酷い状態です。
私の知り合いも、いますが・・・
どんどんと、スラムが大きくなっているという。
つまり、地方から、仕事を求めて、プノンペンに来るのである。

一枚しかない、シャツが、ボロボロで、寒い時期には、可哀相ですと、ラ・モンさんが言う。次は、そこに、衣類を御願いしますと。

更に、市外から離れると、離れるだけ、厳しい生活状態である。

前回、ラ・モンさんの案内で立ち寄った、部落は、本当に、何も無かったのである。
現地を知る、ラ・モンさんに、次は任せて、支援に来ることにする。

この、ラ・モンさんは、皆に信頼されている人だということが、後で解る。

ゲストハウスに着いた時、私が料金を尋ねると、帰りの空港までの料金は、あなたに任せるから・・・と言う。
最初は、日本人の心情を知ってのことかと、疑ったが、違った。

ニコニコの家を出ると、ラ・モンさんは、私に、メコンの埋立地を見に行こうと誘うので、従った。

丁度、建設ラッシュの場所である。

メコン川の、浅瀬を埋め立てして、巨大ホテルが、建設されていた。
更に、多くの建物が、完成している。

色々と説明しつつ、進む。
ある、塀で囲まれた、住宅地を見た。ほぼ、完成されている。
私は、こんな所に住む人は、ビッグマネーを持つ人だね、と言うと、すかさず、ここは、日本人の住宅ですと、答えた。

日本企業の駐在員たちが住むのであろう。
塀には、門まであり、安全を示してある。

そこは、多く外資系の資本投入で、建設されているのである。

ラ・モンさんが、車を止めた。
そして、色々と話しをしてくれる。
聞き取り難い英語であるが、何となく、理解した。

先ほどの、日本人の住宅地に関しても、日本と日本人は、金持ちだ・・・
カンボジア人は、いつまでも、貧しく、そこから抜け出す道が見えない・・・

外国人が来て商売をするが、カンボジアの人のためになれば、いいが・・・
日本の企業に勤めれば、ビッグマネーを得られるだろうが・・・

15分ほど、話して、次は、どうすると、聞かれたので、ゲストハウスに戻ると、言うと、オッケー・・・
暑くて、黙っていても、汗が出るのである。

長い時間外にいるのは、危険だ。
更に、街中は、とても乾燥していて、喉に悪いのである。
浴衣を着ていたが、全身、汗が噴出していた。



posted by 天山 at 00:37| まだ悲しいプノンペン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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