2012年04月06日

天皇陛下について106

神武天皇が、お隠れになった後、
スイゼイ天皇、安寧天皇、イトク天皇、孝昭天皇、孝安天皇、孝霊天皇、孝元天皇、開化天皇と、親子と、続けて即位した。

八代の天皇の間は、480余年である。

そして、第十代の崇神天皇である。
前97年から、30年に渡る。

その時、重大なことが起こる。
これまで同じ皇居の中に、天照大御神の御神霊をお祀りしていたのを、外に移されたのである。

これは、正史に無い話であるが、崇神天皇は、富士王朝から、三種の神器を、奪っている。
阿曽大神宮からである。

それにより、日本書紀では、即位後まもなく、伝染病が流行り、おおくの人が流浪し、世の中が、大変混乱したとある。

そこで、一心に神々を祭る。
そして、夢のお告げにより、大御神の、御鏡、御剣を、同じ御所内に置くのは、神威を汚すことと、笠縫邑に遷して、お祀りすることにしたのである。

更に、天皇は、毎日、お祀りすることが出来ないため、皇女の豊鋤入姫命、とよすきいりひめのみこと、を、その任に当たらせた。
斎宮というものの、初めである。

手元には、勾玉のみになった。
そこで、天皇は、別に、御鏡と、御剣を、本物そっくりに作らせ、この三種を皇位のしるしとして、宮中に留め置いた。
これが、その後、代々の天皇即位の際に、お受けになる、三種の神器である。

だが、御鏡と、御剣を別の場所に移すということは、大変なことであった。

本来は、富士王朝が、その指導権を持って対処していたのであり、その歴史をも、すべて大和朝廷の歴史に含むべく、改竄しなければならなかったのである。
これは、正史ではない。

更に、そのために、天孫降臨の際に、天照る神が、
わが子孫はこの鏡を観るときは、私を観るのと同じにしなさい。ともに床を同じくし、殿をともにして、そこで祀る鏡とするように。
という、お言葉がある。
後付である。

それを、同床共殿、どうしょうきょうでん、という定めとし、重大なこととしたのである。

そして、更に、第十一代、垂仁天皇の時に至り、現在の、伊勢神宮の創建となった。

そこで、奉仕、奉祀される斎宮、いわいぬし、には、第二皇女の、倭姫命、やまとひめのみこと、を任命された。

その、やまとひめのみこと、の、伊勢までの、行幸を書くと、長くなるので、省略する。
兎に角、大変な苦労をして、伊勢まで辿りつき、大御神のご命令で、そこにお祀りするのである。

伊勢には、御鏡と、御剣が、祀られた。

なお、御剣の方は、のちに、尾張の熱田に祀られるのである。

さて、伊勢神宮とは、もう一つ、外宮と呼ばれる、豊受大神が、祀られた。
それは、後々の、第二十一代の、雄略天皇の時代である。

現在は、内宮と、外宮と呼び、両方を、神宮と呼ぶのである。

両宮は、20年に一度、元の通りに、改築される。
つまり、いつまでも、創建当時と同じ建物が建てられるということである。

私は、伊勢神宮、創建二千年祭の年に、偶然に参拝した。
そして、翌年も、参拝する。

何故、20年に一度の、遷宮を行うかについては、陰陽道、方位学から、出ていると、おおくの人は、言うが、違う。

神道は、建物を置かないのが、本来である。
同じ場所に、神霊を、留めて置くことは、不敬である。
しかし、そのように、歴史に書き記す必要があった。

だが、推古天皇の時代まで、伊勢は、知られぬ存在だった。

それ以前の、天皇家は、九州の宇佐八幡宮を、主として、そこからの、指令を受けていたのである。

ここに、微妙に、大和朝廷の不思議がある。

どうしても、私は、正史ではない、富士王朝説を取るのである。

宇佐八幡神宮と、富士、阿曽大神宮とは、別の働きをしていた。
九州は、天都であり、富士は、神都であるという、説を受け入れる。

勿論、血統は、同じである。
それについては、後々で、詳しく説明することにする。

伊勢神宮には、天皇の行幸が、無かった時代が長いのである。

それが、不思議である。
何故、それが、急に、伊勢神宮を主にしたのか・・・

大御神は、女性の神であるというのが、ポイントである。
最初に参拝したのが、女帝である。

それは、女帝を肯定させるためか・・・

それについても、いずれ書くことにする。

今は、天皇の歴史を俯瞰している。
兎も角、伊勢神宮、そして、それ以前の宇佐八幡宮は、建物である。
建物を建てるというのは、為政者のシンボルとなるものである。
古代神道には無い、考え方であるから、ここに、新しい神道の考え方が起こってくるのである。

ちなみに、神宮と、宮では、違う。
このような、細かなところから、探る事が出来るのである。




posted by 天山 at 00:17| 天皇陛下について3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。