パタヤで、カンボジア流民の状況を知る。更に、コータの取材である。
だが、今回は、色々な状況の変化を見た。
まず、インターネットで予約し、安いホテルに到着。
ところが、階段がない、四階・・・
ああ、これでは駄目だ。
日に何度も外に出る。
四階は、きついし、ベッドが一つである。
追加分を払って、二階の、二つベッドのある、部屋に移ることにした。
そして、ホテルの道は、マッサージのオンパレードである。
パタヤで、これほどマッサージ店の並んでいる場所は、他にないだろうと、思われる。
それに、料金が安い。
タイマッサージ、150バーツ、オイルマッサージ、200バーツ。
安すぎる。
これには、何か理由があるはず・・・
結論から言う。
オイルマッサージには、エロが伴い、500バーツ追加で、射精に導くのである。
そして、私が、密かに、あるマッサージ嬢に尋ねた。
SEXもあるの・・・
その子は、日本人の母と、タイ人の父の、子供だった。
英語も、日本語も、あまり話せない。
私が日本人なので、片言で、色々なことを、教えてくれた。
SEXは、1000バーツでする。
つまり、売春行為を行っていたのである。
以前は、エロマッサージだけだったはず。
つまり、不景気なのである。
更に、ゴーゴーバーでも、ショートタイムで女の子を連れ出すと、1000バーツ。
少し前は、1000バーツは、3000円であるが、円高で、2500円である。
それに、コータによると、時間が遅くなると、値崩れするという。
800バーツから、500バーツに落ちる。
そして、需要と供給のバランスが悪いのである。
供給過剰である。
それは、その中に、レディボーイ、つまりカトゥイが、混じるからである。
そこから、とんでもない、情報も得た。
レディボーイとは、手術した者と、手術しない者がいる。
ホテルのボーイは、手術しないものを、上は女、下は男と、言って、教えてくれた。
更に、ゲイボーイも、カトゥイと呼ぶ。
タイでは、レディボーイ、ゲイボーイも、カトゥイなのである。
世界の不況の波が、即座に現れるのが、歓楽街の特徴である。
ここで、児童買春についても、調べたが、情報になるため、省略する。
そこで、日本人が、上は女で、下が男の、カトゥイを好むという、情報である。
驚く。
コータは、彼らから、いや、彼女らから、質問されたと言う。
日本の男は、バイセクッシャルか・・・
何故、ペニスのある、カトゥイを好むのか・・・
女装している、男に欲情するのか・・・
更に、一人の上は女で、下が男の、カトゥイが、今度、この日本人と、一週間旅するのよと、示されたのは、名刺と、写真である。
恐ろしい。
ある大手建設会社の何々課の課長・・・
そんな情報を、多々得るのである。
彼女たちは、信頼すると、何でも話してくれる。
より具体的に、である。
日本人の男のセックスまで、細かく話すというから、仰天する。
兎も角も、私たちは、多くの情報を得た。
ここでは、売春行為の是非は、問わない。
もし、それは、悪いことだというなら、彼女たちの生活を助けなければならない。
多くは、家族のために、働く。
勿論、東北地方から出て来て、屋台を持ち働く女性もいる。
それは、もう、体の売れない年齢である。
だが、その利益は、微々たるもの。
そして、私たちは、屋台で働く人の中に、組織化されて、働く者もいるということを、知った。
それは、監視されて、働かされているのである。
どこの国にも、ヤクザのような者がいる。
その売り上げから、ピンハネされるのである。
18歳の少女が、屋台を持たされて働いていた。
売春よりいいが、いずれ、売春の世界に・・・とも、思う。
パタヤは、世界中から、人が集う。
男も女も、家族連れも、である。
それは、病気の巣になるとも言える。
世界中の菌が、入ってくる。
特に、性病は、計り知れない。
これを読み、パタヤで、女を買おうと思う人は、本当に、注意して欲しい。
あらゆる、性病の温床である。