2011年07月17日

性について。181

ちなみに、旧約聖書、モーゼ律法では、売春は、禁じられていた。
だが、それにも、関わらず、ソロモンの神殿では、婦女子の売買が行われていた。

売春は、禁止はヘブライ人に適用され、異邦人の婦女子は、取引の対象になりえたのである。

古代から、今日まで、結局、売春に関しては、二つの制度しかない。
売春廃止か、売春登録かの、制度である。

初めて、売春登録制を提唱したのは、ギリシャのソロンである。
この売春登録制は、売春宿が閉鎖された、1946年まで、フランスで、なお、適用されていた。

政治家で、立法家のソロンは、アテネ、ピレーに、ディクテリオンという、国家の資金で買った、奴隷に売春させた売春宿を設けたのである。

ここに、売春婦を収容して、下級の売春宿とし、これを公認の機関とした。
この売春地域の税額の査定を、税務官に、委ねた。
税務官は、売春価格の監督に当り、国外の港に、奴隷を買い入れるための、使節団を派遣した。

奴隷以外では、オーレトリットと言われる、売春婦が、存在していた。
ちなみに、最上級の売春婦は、ヘタイライと、呼ばれた。ヘタイライは、幼少の頃から、将来のために、技芸を習わされたという。

われわれは、精神の満足を得るために、情人としてヘタイライを擁しているのだ。感覚を満足させるには売春婦、パラディデスがいる。この両者の中間に、眼と耳を楽しませるためのフリュートの演奏者と踊り子、オーレトリッドがいるのだ。
デモステネス

香港では、歌姫と呼ばれ、日本では、芸者、南朝鮮には、妓生、キーサンと、呼ばれる存在である。

芸者でも、売春を専門とする者は、枕芸者と、呼ばれた。

これらの、売春婦は、極東一帯のビジネス用の宴席に招かれ、花を添えたのである。

ギリシャ人がよく言っていたように、「淫売になる以外に、使いようのない」あばた面の女も、不運な女も、頭の足りない女たちもいた。
その他の連中は、ひもの手中に落ちることもよくあった。
ガブリエル・マンシニ





posted by 天山 at 05:20| 性について5 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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