2007年11月14日

キリスト40

イエスは、捕らえられる前に、ゲッセマニという所で祈る。

「アッバ、父よ、あなたにはどんなこともおできになります。このさかずきを私から遠ざけてください。しかし、私の思いのままではなく、あなたのおぼしめしのままに」

これを持って、キリスト教徒は、祈る時、最後に、「あなたのみ旨のままに」と付け加えて、人殺しに行くのである。
その、み旨が、人殺しでも、み旨である。

戦勝祈願という行為がある。

昭和天皇も、行った。
しかし、天皇は、即座に、その誤りを知る。
「私は、間違っている。皇祖は、平和の神である」
深く天皇は傷ついた。
だが、戦争に反対すれば、自分の命まで危うい状態であることを知る。
もし、万が一のことを考えると、殺されては、日本のためにならない。

終戦の詔がなければ、確実に日本人は、一億総玉砕していた。そして、今は、日本に、日本人ではない、他の民族が暮らしていた。

この私の考え方を、右翼、右派と呼んでもいい。
真実を言うのである。

アホは、どうしても、あちらは、白、こちらは、黒と決めて、安心したいようである。
何度、私は、右でも左でもなく、上、カミであると言っても、理解できない。つまり、右と左しか、無いのである。
哀れである。
360度など知らない。
度数は、30度程度であると、信じている。
哀れである。

福音書の最大の矛盾がある。
このさかずきを遠ざけてください、とは、下手な歌舞伎であろう。
源の義経が安宅関を越えるような、芝居に近い。
弁慶が、関所の役人の前で、義経を打つのである。
「主のせいで、あらぬ嫌疑をかけられたのだ」と、義経を打つ。
見せ場である。
客は、それに泣く。

実際にあったことである。
これで、義経と弁慶が、どれほど愛し合っていたのかが解る。
打つ程に愛していた。
大切であれば、打つのである。
日本人は、である。
師匠は弟子を打つ。
大切であれば、あるほど、打つ。サド、マゾの世界ではない。

あの、野蛮な民族でも、日本人の心情を少しは、持っていたという、驚きである。

イエスに、それを言わせて、どうする・・・

あの権威ある説教と、布教を繰り返し、奇跡を数多く行った、イエスに、何を言わせる。

聖書解釈は、さもさもしく解説する。

やがて起こる受難と死の苦しみは、イエスの魂と感情に強く響く。神の子イエスは罪を取り除くすべての点において、われわれと同じ人間性を取り、人類のあがないのために自ら進んで貧困、苦行、宣教などによってこれまでにも多くの購いをしてきた。そして今、最後の償いを受難と死去によって果たし、救世の大業を成就しようとしている。イエスが世のあがないのために自分に要求される受難と死に直面してあとずさりしようとするその人間性の弱さに対して示した内的戦いをさす。

人類のあがない、というが、世界人類のことではないと、はっさきりさせるべきだ。
イスラエルのあがないだろう。ユダヤ人のあがないであろう。

ここで再度言うが、教会は、旧新に関わらず、原罪という説を取るが、イエスは、一言も、原罪のあがないなどということは、言わない。
信者を支配するために、創造した、教義としての、原罪である。
生まれ持って、罪人だとは、実に、愚かしい。

それなら、人間を創造したことを、後悔した、旧約の神と同じであろう。
全知全能の神が、後悔するか。

これも何度も言うが、イエスは、旧約からの、脱却を図ったのである。
嫉妬深く、人を殺すのが好きで、試みを好み、感情的で、同性愛を嫌う、神、神もどきである。そこからの、脱却である。

それから、実際、この時の弟子たちは、イエスの祈りの言葉など聞いていない。皆、というか、三人の弟子は、寝ていたのである。
どうして、イエスの祈りの言葉が、解るのか。
聞いてもいない言葉を書くのは、嘘偽りであろう。

それなら、イエスは、なんと祈ったか。
自分がイエスならば、なんと祈るか。
考えてみよ、キリスト教徒。

イエスキリストを信じるということは、イエスキリストになるということである。
それは、仏陀も然り。
さあ、イエスになるのか、仏陀になるのか。
なれないものならば、素直になれませんと言え。

私は、人間で、神でも、仏でもありませんと言え。
人間に内在している、神性、仏性とは、妄想、モウソウである。

人間の魂は、何にも限定されない、自由を有する。
言葉で限定することができない、融通無碍で自由偏在の魂を有する。

つまり、神も仏も超える。
観念を超える。

イエスは、それを知っていた。

お解りか、アホども。



posted by 天山 at 00:00| Comment(0) | キリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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