2015年04月02日

玉砕14

軍部の独走を、時の内閣、近衛首相は、どう見ていたのか・・・
打つ手なしである。
軍部を制することが、出来ずにいた。

そして、昭和13年1月、何と、帝国政府は、以後、蒋介石政府を相手にせずと、声明を出すのである。
つまり、和平への道を断ったのである。

驕れるばかりの、軍部、陸軍であり、関東軍だった。

日本の歴史を俯瞰すると、驕れる者、ひさしからず、である。
必ず、その滅亡のときが来る。

天皇の御心にも、適わず、とんだ内閣となった。

さて、ここから、少しばかり寄り道をする。
アメリカを眺めてみたい。

アメリカも、日米戦争に至る道がある。
アメリカ建国は、北米大陸の原住民である、インデアンを虐殺して成った国である。
それは、イギリスから出た、白人たちである。

以後、アメリカ人は、兎に角、征服することが欲望になるのである。
これほど、征服欲旺盛な国はない。

当時は、白人が世界を牛耳ていた。
だから、日露戦争で、有色人種の日本が勝利したことは、論外中の論外な出来事である。

だが、西欧列強は、極東の日本と戦うという意識はなかった。
アメリカだけが、それを容認出来ずにいたのである。

当時の人種差別は、今、思い起こすことが出来ない程に、激しいものだった。
その思想の元は、イギリスである。
そこから出た、アメリカ人・・・

アメリカ建国から、続々と、白人たち、ヨーロッパの人たちも、移り住むようになっていた。
要するに、それは東から大陸に移住する民である。

だから、西へ西へと、侵攻する。
19世紀半ば、ゴールド・ラッシュが起こる。
アメリカ大陸横断鉄道が建設されることになる。

そのとき、チャイニーズ・クリーズという、奴隷的労働者、当時は、契約移民と言われたが、シナ大陸から西海岸に、多数移民するという、事態が起こった。
黒人労働者は、鉄道建設に向かなかったのである。

当時のシナは、アヘン戦争、太平天国の乱などで、シナ大陸から、幾らでも人を集めることが、出来た。

アメリカ人は、シナ人たちも、黒人のように扱うことが出来ると、考えていた。
差別思想である。
ところが、シナ人たちは、違った。予想に反したのである。

西部に流れる白人以上の、知能と、勤勉の習慣を総体として、身に付けて、更に、金を貯めること、増やすことを、知っていた。
だから、彼らは、それにより、土地を買ったり、店を開いたり、ついには、金鉱の採掘権まで、手に入れる成功者が出たのである。

更に、19世紀後半になっても、続々と、白人たちがアメリカに渡って来た。
東ヨーロッパで、ロシアにより住む場所を奪われた人、イギリスに収奪された、アイルランドの人たちなど。

この白人移民たちは、東海岸に住むことは出来ない。
そこには、200年以上も前から、白人たちが居住していた。
そこで、彼らは、西へ、西へと進む。

そこで見たものは、シナ人たちの、生活である。
唖然とした。呆然とした。

有色人種が、生活している。更に、相当な生活水準である。

これが、シナ人殺し、シナ人居住区への襲撃の始まりである。

シナ人排斥運動を始めた者もいる。
一体、どんな権利があってのことか・・・
それは、単なる差別思想である。

現在は、あまり気にしないことだが、当時の差別思想は、全く、とんでもないものだったということだ。
色付き人間は、人間以下で、動物に近いと考えられていたのである。
勿論、それは、彼らの勝手な考え方である。

私が、常々言う、白人の野蛮さは、そこからのものだ。
独善的、排他的・・・白人の作り上げる宗教は、皆々、そのようなものである。

シナ人の村を全滅させれば、その村は、すべて我が物になるという、考え。
インディアンに対するものと、同じである。

結果、1902年明治35年、シナ人排斥は、ワシントンの連邦政府を動かし、シナ人移民を、完全に禁止するという、法律を生み出した。

東から来る白人は許すが、西から来る有色人種は、許さないのである。

私は、現在も、根本的にアメリカ人の心性は、変わりないと考えている。
その後の、アメリカを見れば、一目瞭然である。
建国の浅いアメリカが、世界の警察を名乗るようになるのだ。

そして、侵攻、侵略を掟のようにして、植民地化するのである。
勿論、日本も、ペリー来航の頃から、狙いをつけていた。

自由、平等などの思想は、白人のみにいえるのである。
色付き人間は、該当しない。

このような、強欲な白人たちが、世界を支配していたということを、再度、考えるべきだ。
現在のイスラム、テロリストの行為も、最初は、白人キリスト教徒が、行なっていたことである。
テロリストの行為を非難することが、白人に出来るのかと、言いたい。
過去の反省をすることなど、一度もないのである。




posted by 天山 at 06:18| 玉砕 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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