2014年12月02日

神仏は妄想である。509

灯火そのものの中にも闇はないし、灯火のある場所にも闇はない。照らすはたらきは闇を破ることであるが、その灯火はいったい何を照らすのか。

ここでも、自体を照らす場合と、他体を照らす場合に、共通した批判である。

その説明の前に言う。
その灯火は、いったい、何を照らすのか・・・

馬鹿じゃないかと、思う。
灯火とは、闇の中に照らすものだろう。
灯火自体は、闇ではない。

何を照らすか・・・
当然、闇を照らすのである。

さて、研究家は、言う。
自己作用について考えてみると、灯火が自身を照らす、というときには、灯火自身の中に光の部分とともに闇という他の部分がなくてはならない。そうでなければ光がやみを照らすという作用はありえないからである。しかしもし灯火の中に自己と対立するような部分があれば、それは灯火がたがいに矛盾する二つの本質をもつことになる。それは灯火の本体の単一性にそむく。

当たり前のことを、言う。

そこで、自己作用の否定である。

本体が自己作用する、というときには、その本体が作用の主体と客体とに分裂しなければならない。それは必然的に、本体に二つの本質があるという不合理を伴うのである。本体が自己自身に対して作用するのではなく、他のものに対して作用する場合にも、論理の本質は変わらない。他に依らない、自立的な本体が作用するために他者を必要とするということは、本体が他者的な契機を含むということになるからである。
研究家

ホント、ご苦労なことです。

ものは自己自身に対して作用をなさない。
それは、区別の哲学一般、中でも、当時は、説一切有部にとり、重要な原理だった。

区別の立場では、認識の自己認識ということは、認めない。
認識は、自己と異なった対象に対して、認識するのである。
認識自身の中にある表象を対処として、認識するということであれば、外界の対象は、必要ではなくなる。

認識を主体と対象とに分析する区別の立場は、崩壊するのである。

認識とは、自己認識であると、主張するのは、経量部と、唯識派であり、そこでは、主観と客観とは認識という一つの事実の中にある、論理的な、仮説的区分に過ぎなくなる。

説一切有部は、そのような観念論的な立場に対抗したが、その反対の原理となっていたものが、認識の、更に、もの一般の自己作用の否認であった。

そして、ルジュナは、その説一切有部の原理をそのまま承認し、それを前提の議論をしているようだが・・・

ものの自己作用を否認したからといって、説一切有部と同じく、反定律である、ものの他者に対する作用を、是認しているのではない。

本体を設定する立場では、ものの自己作用も、対他作用も、いずれも成り立たなくなるという、矛盾を指摘している。

つまり、否定しているのは、本体の立場なのである。

それで、延々と続けている。
それを、後世の人たちは、色々と名称を付けて、分析するが・・・

つまり、インド人が、考えたことを、更に、考えるという、徒労である。

ここで面白いことは、論を立てるのではなく、他の論に対して、論戦するという、態度である。
そして、それが、本来の仏陀が、教えたことである、となる。

その、仏陀は、それを聞いて、何と言ったのかは、書かれていない。
仏陀も、死人に口無し、なのである。

勿論、大乗仏教の、八宗の祖といわれる、ナーガールジュナである。
しかし、それが、本当に本当なのか・・・
一体、誰が、認めるのか・・・

つまり、論争に勝つ者である。

理攻めで勝てば、それが、正しいとされた時代である。
そして、勝った、竜樹を持ち上げて、大乗教だと、名乗るのである。

初期の仏典では、仏陀の言葉が、書かれるが、おおよそ、寝惚けた言葉の羅列である。
そこに、意味と意義を見出して・・・

様々な、理屈が付けられ、派閥が出来る。

更に、大事なことは、仏陀は、バラモンの言葉を使用している。
つまり、バラモンの言葉の観念を知らなければ、解らないこと、多々あり。

そして、大乗の場合は、とんでもないものまで、取り入れて・・・
夢見たのである。
つまり、妄想である。

インド、バラモンの神々まで、取り入れた。
更に、伝説から、ある事無いこと・・・

四天王を拝むとか、経典の中の、創造の仏から、菩薩までに至り、祀り拝むという、愚行である。

竜樹の言葉巧みな世界などは、どうでもいいことになる。
ましてや、屁理屈の竜樹の言葉遊びを、神格化までして・・・

竜樹菩薩とまで、呼ぶ。

この人は、本当に仏陀の教えを説いたのか・・・
何せ、仏教の天上界は、魔界だとまで言うのである。
つまり、ご自分も、魔界の者として・・・

まだまだ続く


posted by 天山 at 07:29| 神仏は妄想第九弾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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