2014年08月09日

霊学176

ここから、少し長い引用になるので、読みやすく改行する。

死後の魂の運命を知るには、その解消過程を考察しなければならない。
魂は霊を物質の方に向わせる課題を背負っていた。この課題を果たし終えた瞬間に、魂は霊の方向に向う。
この課題との関係からいえば、体が魂から離れ、したがって魂がもはや結合部分の役割を果たす必要がなくなるとき、魂は本来ならただちにもっぱら霊的に活動できる筈である。

体におけるいとなみを通して体の影響をうけ、体に惹きつけられることさえなければ、魂はもっぱらそのように活動することができる筈である。
もし魂が体に宿ることで、その影響に染まることがなかったなら、体を脱したあと、ただちに霊的魂的な世界の法則だけに従い、感覚体験を今までのように求めたりはしなかったであろう。
もし人間が死に際して、完全に地上世界への関心がなくなる程にまで、地上存在と結び付いた欲望、願望等のすべてを満足させていたなら、そうできたかもしれない。しかし現実にはそうできない場合には、この方向でまだ充たされていないものが魂に付着している。
シュタイナー

再び生まれ変わってきたとき、償いをつけることができるような、この世の因縁と、死後の魂を生前の特定の生活に執着させるような、この世の因縁とを、注意深く区別しておかなければ、ならない。

前者は、運命の法則、カルマを通して解決される。
後者は、死後の魂が、自分で、その因縁を取り除くことしか、出来ない。

死後の世界・・・
死後の魂は、霊的、魂的な世界の法則に従うことで、霊を自由に活動させるため、物質存在への執着を、一切絶つのに必要な、一時期を持つ。

仏教では、49日、神道では、50日と言われているが・・・

キリスト教の世界であるから、何度も、説明しなければならないようだ。

死後も、多くの欲望、願望等が魂の中に残る人は、長く続く・・・
当然である。

シュタイナーは、あくまでも、魂と、霊とを、区分けて考えている。

魂の中には、快楽と共に、快楽への欲望も生きている。
ということは、単に、魂というより、意識であろう。
無意識の領域である。

シュタイナーが言うのは、霊学の心のことである。

これについては、仏教の或る一派の方が、実に深く考察している。

魂の欲望は、体が存在してのものである。
だが、その記憶を持っているということだ。

快楽の欠乏に際して魂が経験する焼け付くような苦しみは、魂が快楽を可能にする身体器官を失ったところからきている。
シュタイナー

どこまでも、説明尽くし・・・
勿論、誤りではない。

身体を使わなければ充たせないような欲求を求めても無駄だと魂が悟るまで、持続する。
シュタイナー

当たり前だ。

そして、また、説明が続くが・・・

魂の世界は、死後の人間の最初の滞在の地である場合、「欲望の場所」と呼ばれるが、魂のこの状況を知り、それを教義に取り入れいるさまざまな宗教体系は、この「欲望の場所」を「煉獄」「浄火」と名付けている。
シュタイナー

煉獄は、キリスト教が後々に、名付けた言い方である。
煉獄で苦しむ霊魂のためにと、祈るのである。

天国に入る前の段階で、何かの世界が、必要になったのだ。
後付の意味である。

そこに、シュタイナーが、あるべきような説明を付けた。

そして、また、説明が始まる。

魂界のもっとも低い領域は燃える欲望の領域である。
シュタイナー

この領域を通過する間に、物質生活に関わる、粗野で利己的な欲望が、消滅させられる。
霊界参入と同じである。
それを複雑怪奇にした。

同じことの繰り返し・・・
更に、魂界から、領域から、実に混乱する。

シュタイナーが混乱しているのだろう。

なぜならこの欲望をまだ捨てることができずにいる魂は・・・
この領域の作用をまともに受けざるをえないからである。・・・

その他のいたるところには反感が働いており、その反感が魂を圧倒している。・・・

リフレイン・・・
更に、また、リフレインである。

共感と反感が均衝を保っているのが、魂界の第二領域の状態である。
シュタイナー

これも、以前の箇所で書いたもの。

第三は、共感と願望の支配する状況が観察される。
シュタイナー

魂界の第四領域である快と不快の領域は、魂に特別の試練を課す。
シュタイナー
そして、第五は、魂の光の段階。

自殺者は特別の仕方でこの領域の諸体験に耐えていかなければならない。・・・
突然穴が空けられてしまったという感情が生み出す苦悩の他に、自殺の原因となった充たされぬ欲望と願望とが苦悩を生み出す。
シュタイナー

第六は、活動する魂の力の領域である。

第五、第六を次ぎに続ける。


posted by 天山 at 06:47| 霊学3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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