2014年06月09日

国を愛して何が悪い136

今時期、北朝鮮を「地上の楽園」などという者がいるだろうか。
もしかして、昔の思いのまま、ボケてしまった人には、いるかもしれないが・・・

まさか、北朝鮮が、「地上の楽園」とは、誰も、言わないだろう。

ところが・・・
朝鮮戦争後の、1950年代から、60年代の社会主義政権樹立後に、「地上の楽園」という、プロパガンダが繰り返し喧伝され、これに日本の知識人たちが、心酔し、陶酔した時期がある。

驚くべき、蒙昧であるが、事実である。

彼らは、日本のような議会制民主主義制度よりも、人民専制、プロレタリア独裁を「真の民主主義」だとして本気で憧憬の念を抱いた。こうした「友好人士」たちは、日本の教育機関やマスメディアに入り込み、戦前の日本や国家の防衛構想などに対して、徹底的に批判を加え、日本の戦争犯罪を告発し続けた。そして国家、それも日本国だけを否定し、日本人に自虐史観と贖罪意識を与えてきたのである。こうした動きは、過去半世紀以上も続き、現在に至っても変わることなく続いている。
黄 文雄

えっ・・・
現在に至っても・・・続いているとは・・・

それならば、余りにも、アホである。
しかし、見渡してみると、確かに、存在しているようである。

戦後半世紀以上にわたり、「世界革命、人類解放」の世界基地だった、ソ連、中国、北朝鮮をはじめとする、社会主義体制の国々を見れば、日本における、市民運動、平和運動というものが、実に、滑稽で、的外れなものか、わかるというものである。

市民運動、平和運動とは、名ばかりで、実に暴力的な運動でもあるが・・・
日教組、労働組合、マスコミ、その他・・・

社会主義国家の多くが、建国後、しばらくして貧困、経済停滞の苦境に陥り、その一方で、国民は独裁体制化で、人権抑圧、圧制に苦しむという状態だった。

皮肉なことに、人類解放を目指す社会主義こそが、もっとも多くの国民を苦しめてきたのである。

これは、もう、説明や、一々例を挙げるまでもないことである。

平和を唱える、革命勢力も、圧制、暴力を必要とするという、二律背反性にあったのである。

だが、日本の進歩的文化人や平和主義者は、こうした共産主義国家が暴力革命を認めていることには目をつむり、あるいは、暴力革命を平和のための手段だと美化し、ひたすら平和愛好勢力だと強調した。


何故か・・・
富裕層のドラ息子のような、言動を良しとしていたのか・・・

自分たちは、痛くも、痒くもない所にいて、のうのうと、よくぞ、言ったものである。

日本という、平和で恵まれた環境だから、こそ、それが出来たのだろう。
そして、現在も、である。

そして、その勢力の中から、政治家まで登場するという・・・愚劣である。

今も、政党には、日本共産党、そして、旧社会党の、社民党などが、存在する。
そして、寝惚けたことを、繰り返し、喧伝しているのである。

更に、組合、中でも、日教組、マスコミ・・・
偏狭と狂乱のグループは、健在である。
信じられないことだが・・・

先の、友好人士とは、中国共産党、北朝鮮が、日本の軍事武装化に反対する、平和主義者たちを、日本の良心、日本の良識と言い、煽てて、彼らを、友好人士と呼んだのである。

そして、彼らを自国に招いて、徹底的に、プロパガンダしたのだ。

日本に帰国しては、それを鵜呑みにして、社会主義を喧伝し、日本を、米帝の走狗、と罵ったのである。

実に、面白いことに、中共、北朝鮮礼賛が続いていた間、実際両国では、熾烈な内紛、粛清、虐殺が行なわれ、多くの人民の命が奪われていたのである。

中国を見ると、日中戦争終結から1949年まで、国民党、共産党の内戦が繰り広げられ、毛沢東率いる共産党が勝利し、共和国が成立した後も、三反五反運動、反右派闘争、大躍進、文化大革命という、階級闘争、奪権闘争が続いた。

文化大革命が終息したのは、1976年。
共和国の建国から、25年以上も、闘争が繰り返されたのである。
そして、明らかになったことは、7000万人から8000万人にものぼる餓死者と、虐殺された者たちである。

北朝鮮では、1994年から98年の間、少なくとも、300万人ほどの、餓死者が発生し、各方面での、粛清もあった。勿論、今でも、それは続いている。

これでも、礼賛する・・・

私は、これは、別の見方が必要だと思う。
つまり、そういう人たちは、人間性の欠如があるのだ。
何かが、欠落しているのである。

更に、自己満足の最大のもの。つまり、自己満足症候群である。
更に、その逆もある。自己不満足症候群である。
それに加えて、性的な異常に近い、異常性官能倒錯である。

黄文雄氏は、決して利口ではない人たちと、言うが・・・
ところが、賢い馬鹿が多いのである。

もう、これ以上の詮索はしないが・・・この問題に関しては、である。
黄文雄氏の、著作に委ねる。

国を愛するという、人たちを、彼らは、唾棄すべき相手のように、見る。
しかし、一体、彼らは、どんな国が理想なのであろうか。
何せ、中国や、北朝鮮に移住する訳でもなく、ただ、日本に居て、声を上げているだけである。
それほど、日本が自分にとって、不適切ならば、どんどん、出て行くことだが・・・

日の丸も、国歌も、天皇陛下の存在も、それほどに、嫌ならば、出て行くべきだと、思うが。
私なら、そうする。

これから、日本の精神史を眺めてみる。



posted by 天山 at 06:48| 国を愛して何が悪い3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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