2014年05月24日

霊学161

人間は、体と、魂と、霊から、成り立っている。

そこで、体とは、周囲の事物が、それによって人間に自己を示すところのものを、意味する。

魂とは、それによって、人間が事物を自分自身の在り方と結び付け、それによって、気に入る、気に入らない、快と不快、喜びと、苦しみを事物から感じ取るもの。

そして、霊とは、事物を「いわば神的な態度」で観るとき、示されるものを意味する。

と、シュタイナーが定義する。
それをそのまま、受け入れることにして・・・

体を通して、人間は一時的に自分を事物と結び付けることができる。魂を通して、人間は事物が与える印象を自分の中に保持する。そして霊を通して、事物自身がみずから保持しているものが彼に啓示される。
シュタイナー

人間は、この三重の世界との関わりで、成り立つ。

それそれが、異なる世界であることも、付け加える必要がある。

要するに、体は、一時的に物事と関わり、魂は、それに対して抱く感情であり、霊は、物事の側からの啓示とは、その内容を理解するということ。

これを、延々として、繰り返し説明するのが、シュタイナーである。

体としての人間は、感覚に対して外から自己を現すところの事物と同質である。外界の素材がこの人間の体を構成している。
シュタイナー
と、いうように・・・

しかし、同じ観方で、魂の存在を、考察することは出来ないと、言う。
要するに、好んでいるか、嫌っているか、喜び、苦しみは、身体的感覚によっては、知覚出来ない。
それが、出来るのが、魂であり、体的な観方にとって、手の届かない領域だと、言う。

勿論、その通りであろう。
それを、魂の領域、世界と言うのである。

魂の存在は自分の世界として、人間自身の内部で担われている。
シュタイナー

しかし、霊によって、外界は高次の仕方で人間に示される。外界の秘密が明かされるのは人間の内部においてであるが、しかし人間は霊的存在として自分の外へ出ていき、そして事物に事物自身のことを語らせるのである。
シュタイナー

ここまで、丁寧、あるいは、くどいほどに、説明する必要があるようである。

何故なら、その後で、霊界という世界について、語るからだ。

シュタイナーは、兎に角、観念を創り上げる。
そこから、誘導する。

西欧の哲学は、皆々、似たようなものと考えている。
言葉の発生の違いか・・・

身体の諸感覚によって、人間の体を知ることができる。
シュタイナー

要約すると、人間は、鉱物、植物、動物という、三つの存在形式と同質である。
人間は、その三つの世界から成り立つ。

しかし人体は動物の体と異なっている。この相違は、たとえどれ程人間と動物との類似が考えられるにしても、すべての人によって認められなければならない。
シュタイナー

それと、共に、魂の存在も、霊的存在も、である。

だが、上記を読むと、魂も、霊も、存在していると、認めることが出来る。
シュタイナーの観念だと・・・

体と、魂と、霊という言葉で、人間の有り様を説明しているだけである。
何も、否定することは無い。

人体の存在の三つの形式、鉱物的、植物的、動物的形式が備わっているが、さらに第四の、独自の人間的形式がこれにつけ加えられなければならないのである。その鉱物的形式によって、人間は一切の可視的存在と同様であり、その植物的形式によって、生長し、生殖するすべての生物と同類であり、その動物的存在形式によって、環境を知覚し、外的印象をもとにして内的体験をもつ一切のものと同類である。その人間的存在形式によって、人間はすでに体的関係において、それ自身で独自の世界を形成している。
シュタイナー

改めて・・・
改めて、このように、語るのである。

この繰り返しの多さに、シュタイナーを投げ出してしまう人もいるだろう。

私も、霊界の部分まで、進んで行くが・・・
それ以上は、必要が無い。

シュタイナーの情報が、何処の霊界からなのかを、確認してみるべきなのだ。

そのために、続けている。

シュタイナーの概念に添うと、魂も、霊も、当然と思うだろう。
それは、人間の持つ、働きだからである。
その最大のものは、脳である。

脳の働きを、このように、解釈したともいえる。
ただ、超感覚的世界となると、突然、疑問が湧き上がる人が、大勢だろう。

脳を超えての、超感覚的世界なのか・・・
それに、疑問を持つ。

脳内で、すべてが、解決しているのではないか・・・
当然、そのような疑問が起こる。
脳以外に、人間を、動かすものが存在するのか・・・

例えば、脳は、心に支配されている、とか。
心によって、脳が作られたとか・・・




posted by 天山 at 05:51| 霊学3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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