2014年05月05日

神仏は妄想である。473

イエスという、ユダヤ教徒の男は、一体何を言いたかったのか・・・

端的に言えば、彼は、黙示思想家だった。

平たく言えば、イエスは、人の子が裁きを下すためにまもなく天から訪れるため、人々は生き方を改め、神が望むような生活を送り、審判に備えなければならないと説いたのだった。この教えは、他者のための自己犠牲的な愛を奨励するものであった。
アーマン

だから、旧約聖書にある、隣人を自分のように愛しなさい、という言葉を引き合いに出したとされる。

それで、審判の日は、いつやって来るのか・・・
それは、イエスの弟子の存命中である。

ここに一緒にいる人々の中には、神の国が力にあふれて現れるのを見るまでは、決して死なない者がいる。
これらのことがみな起こるまでは、この時代は決して滅びない。
マルコ

このような思想が、一世紀のパレスチナのコンテクストにぴったりと符号することは、この時代を専門にする歴史家なら、誰でも了解済みであろう。
アーマン

その時代、イエスだけではなく、時代の終焉、人の子の出現が、目の前に迫っていることを、公言していたのは、多数いたのである。

そうした預言者には、ユダヤ的黙示思想に満ち満ちている死海文書を残した、ほぼイエスと同時代人のユダヤ人も含まれる。
アーマン

黙示思想、終末思想は、実に西欧に多いのは、伝統的なのだ。

より重要なのは、イエス以前の洗礼者ヨハネのメッセージも黙示思想的だったということである。
アーマン

ルカが、Q資料を引用したヨハネの言葉は、
斧はすでに木の根元に置かれている。良い実を結ばない木はみな、切り倒されて火に投げ込まれる。
である。

だからこそ、複数の裏付けと比類似性に基づき、イエスが、ヨハネと知り合うことによって、宣教活動を始めたことを知ることが大切なのである。イエスは、宣教活動の始めから、黙示思想家だったのだ。
アーマン

更に、イエスの死後、その信者たちが、黙示思想的志向を、保ち続けたことである。

彼らは、生きているうちに、終焉が到来し、イエスが、地上で裁きを行なうために、天から戻ってくると、信じたのである。
勿論、パウロも、そうだった。

初期キリスト教徒の前にイエスがおり、イエスの前に洗礼者ヨハネがいた。そして初期キリスト教徒は、黙示思想に傾倒したユダヤ人たちであり、差し迫った時代の終焉を予期していたのである。
アーマン

ところが・・・
2000年を経ても、天からイエスは、来ない。
待ちに待っても、来ない。

であるから、単なる、妄想だった。
初期ユダヤ人のキリスト教徒は、終末を信じたという・・・
幻想、妄想を信じたのである。

つまり、洗礼者ヨハネも、イエスも、また、多くの預言者も、終末の妄想に、取り付かれていたのである。

それが、キリスト教の原型である。

これを理解すれば、多少、おかしいと思うイエスの、行為も、納得できるのである。

全く、宗教の根源に近づけば、人間の妄想に行き着くのである。
神仏は妄想である、所以である。

もっと、端的に言うと、この世は、悪が支配する世の中。つまり、悪魔の世の中である。その悪と悪魔の世の中で、神の御心である、善を行なうことにより、救われる。
と、それでは、悪と悪魔とは、何かとなれば、それは、人間が作る世の中であるから、悪と、悪魔のせいにせず、端的に、悪魔は、人間であると、宣言すれば、事足りる。

一番最後の福音書である、ヨハネの福音書では、ユダヤ人は、悪魔だと言うのである。
ユダヤ人が悪魔なら、それ以外の人間も、悪魔であろう。

それとも、ユダヤ人が信じる神が、悪魔なら、キリスト教の神は、悪魔ではないのか。いやキリスト教の神も、そこから来ているから、キリスト教の神も、悪魔である。

それが、最も正しい物の見方であろう。

エジプトの、地霊から起こった、ユダヤ人の神・・・
ユダヤ民族の神・・・
それが、人類全体の神などといわれる、筋合いは無い。

そして、イエスも、立派なユダヤ教徒である。

何度も言うが、キリスト教とは、ローマ皇帝と結び付いて、白人の宗教として、成り立った過程がある。
白人主義を延長させた、新しい宗教である。

ちなみに、イエスも、ユダヤ人も、アジア民族である。
それゆえ、白人は、ユダヤ人を差別する。

だが、不思議なことは、そのユダヤ人の神を書き綴る、旧約聖書も正典としているのである。著作権の大侵害である。

キリスト教は、反ユダヤ主義である。
だから、還元すれば、宗教の分派として、キリスト教が登場したのである。
派閥争いとなる。
実に、呆れる。



posted by 天山 at 05:22| 神仏は妄想第九弾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。