2014年03月30日

霊学150

感覚的に把握しうる世界の本当の価値が、修行以前よりも、もっと深く認識でき、評価できるということは、霊界に参入した者の体験内容のもっとも重要な部分である。この認識と評価は、超感覚的世界の洞察を通して、彼のものになる。このような洞察ではなく、予感だけを通して、超感覚的領域が無限に価値多い世界であると信じようとする人は、感覚世界の意味を過小に評価してしまいがちになる。しかし可視的な現実の中で必要な体験を獲得することができなければ、不可視的な世界の中でも、必要な洞察力を持ち得ない。
シュタイナー

このように、書かれると、実に難しいことになる。
つまり、可視的な現実の中で体験することは、不可視的な世界でも、必要なことなのである。それで、いい。

洞察力は、現実、不可視的世界でも、必要なことである。
そうでなければ、浮いてしまう。
単なる、偏狭な、修行者になるのである。

私は、シュタイナーを説明することは、しない。
紹介しているだけである。

不可視の世界の中に生きるつもりなら、そのために必要な能力や手段を可視的な世界の中に求めねばならない。
シュタイナー

当然である。
この現実から離れて、一体、何を得るというのだろうか。

不可視の世界を意識化しうるための霊的洞察力、「高次の」世界のための視力は、「低次の」世界での諸体験を通してこそ、次第に形成されていく。肉眼を母の胎内で形成できなかった子どもが、盲目に生まれつかざるを得ないように、この世で霊眼を開発しなかった人は、霊眼を備えた者として霊界の中を生きることができない。
シュタイナー

そんなことは無い。
意識せよ、無意識にせよ、霊界に参入した場合は、霊眼など必要なく、霊界を生きることが出来る。

この場合の、霊眼とは、何か・・・
特殊能力か・・・

皆々、シュタイナーの修行によらなければ、霊眼を得ることが出来ないというのは、僭越である。

これは、シュタイナーのための、修行である。

それは、超感覚的世界への、・・が守護霊によって、守られているからだと、言う。

そして、
そのために必要な諸能力が獲得できる以前には、霊界を本当に洞察することは許されないのである。それ故死と共に、まだ霊界での活動能力をもたぬ人が霊界へ入っていくと、その度に、ヴェールが霊界の体験内容を覆ってしまう。そのための能力を十分成長させた者だけが霊界を意識的に体験することを許される。
シュタイナー

と、いうのは、彼の言う、霊界のことである。

すべての、霊界について、言えることではない。

勿論、そういうこともあるだろうと、否定はしない。
それぞれの霊界により、違うからだ。

だが、納得することも、多々ある。

超感覚的世界が感覚世界から発展してきたのだという先入見は、とうに否定されている。超感覚的世界が最初に存在したのであり、すべての感覚的なものはここから発展してきたのである。
シュタイナー

つまり、霊界が、最初であり、そこから、現実の世界が成り立ったということだ。

だから、霊界には、現実世界と同じような、風景が存在する。
その風景から逃れなられない霊がいる。
つまり、霊界に必要な霊眼を得ていない・・・のか・・・

それは、意識のレベルである。
そのことを、シュタイナーは、細かく説いているのか・・・

実際、とても、霊界は、シンプルである。
少しの意識の上昇で、簡単に、別の霊界の世界へ、移動する。

死ねば、解るといえば、終わってしまう話だが・・・

彼は、自分自身もまた、感覚世界にはじめて生まれてくる以前は、或る超感覚的世界の一員であったことを知る。
シュタイナー

ここで、或るというのだから、シュタイナーも、霊界の諸相を知る者だと、認識する。

しかしかつての超感覚的世界は感覚世界への修行を必要とした。その世界はこの移行なしにはそれ以上発展しえなかったであろう。感覚的な領域の中で必要な能力を発展させえた存在が現れたときはじめて、超感覚的世界もさらに前進する。そしてそのような存在こそが人間なのである。
シュタイナー

シュタイナーの人間に対する、位置付けが、明確になった。

超感覚的世界の、前進のために、人間の存在がある。
とてつもない、馬鹿げたことなのか・・・
あるいは、それが、本当なのか・・・

シュタイナーの霊学を、作り上げたものは、何か。
その周辺の哲学、思想を俯瞰するべきだ。

彼の超感覚的世界から、妄想とも思える、様々な、提言がなされている。

今までも、それらを書きつけてきたが・・・
だが、このシュタイナーの著作を最後まで、読み込むことなのである。

何故なら、シュタイナーは、この書物を読み込むことによって、個人的に修行することを言うのである。
その、読み込みこそが、大切なことであるという。



posted by 天山 at 05:58| 霊学3 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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