2014年01月02日

神仏は妄想である。456

なぜイエスは奇跡を行なうのだろうか? ほとんどの人は、彼が人びとを憐れみ、人びとを苦痛から開放してあげたかったからだと答えるだろう。事実、この答えは、共観福音書には当てはまる。しかし、それだけではない。共観福音書に出てくる奇跡は、待望の王国が、イエスの内部にすでに到来しつつあることを示唆しているのだ。
アーマン

アーマン氏は、学者である。
上記の奇跡について、私は、まず、このように説明したい。

今も、昔も、変わらず、人は、奇妙なこと、奇跡を好む。
特に、宗教に入信している人たちは、奇跡を信じたいし、それを、願う。

更に、現在も、宗教の月刊誌、紹介誌などに目を通すと、必ず、不思議な出来事が紹介される。

その、不思議な出来事は、別の宗教団体が出すものに載っていても、不思議ではないほど、似ている。

まず、病が治った・・・実に多く、一般的である。
だが、病が治ったが、死ななかったという、話は一つもない。

更に、何々が、解決した・・・
人生問題が、解決してゆくのである。

人は、今も昔も、奇跡が好きだということは、福音書だけの話ではない。
すべての、宗教に言える。

さて、奇跡ということが、あるのか・・・
奇跡ということが、あるとすれば、それは、神や仏が起こすものではなく、自分が起こしていることである。
自己暗示という、素晴らしい方法がある。

その自己暗示を、より強く発動させるために、何かを信じ込むという、方法も有効である。人間は、弱いものだからだ。

マルコ、ルカ、マタイの福音書には、奇跡話花盛りである。
それほど、イエスを印象付けるために、必要だったのだ。

そして、宗教の、ピンからキリまでが、その手を使う。
奇跡は、嘘である。

例えば、病が癒えても、人間は、死ぬ。
死ぬことからは、逃れられない。
信じて、いつまでも、死なない人とは、聞いたことが無い。

癌の手術をして、治ったが、すぐに、死ぬ。
医学も、奇跡のうちに入る。

更に、カトリックの司祭の中には、病も、神の与えたたもうたものとして、治療を受けない人もいる。

ここまで、自虐的になることは、ないと、思うが・・・

福音書作者は、人々を信じさせるために、奇跡を数多く書き付ける意義を感じていたのである。

ラザロという死者までも、生き返らせている。
これは、反則である。
死者を生き返らせることは、罪である。
有り得ないことだからだ。

稀に生き返る人もいることを、私は知る。
医学的に死亡が確認されたが・・・
実は、生きていた。そして、目覚めた。

福音書に書かれる奇跡を、イエスが本当に行なったならば、イエスとは、偉大な霊能者、能力者ということになる。
そして、福音者は、そのように解釈している。

奇跡があると、信じやすい。

何せ、マスコミに出る、霊能者という者が、少し先のことを、預言して当たるだけで、人々が、そこに集うのである。

生まれてきて、生きているということが、奇跡以外の、何物でもないことを、知る人は少ない。

旧約聖書から、新約聖書に流れる、奇跡物語は、その主人公、つまり、神というものが、魔物である、証拠である。

神=天地自然は、すでに奇跡を行なう。故に、それ以上の奇跡を行なわないのである。

イエスをキリストに、作り上げた人々は、魔物を作り上げたと言える。
イエスは、人間として生まれ、政治的理由により、磔にされて、死んだ。

歴史的、イエスを追えば、それは、分るものである。

更に、そのキリスト教という、宗教の成り立ちである。
イエスは、ユダヤ教徒であり、そのユダヤ教の改革を行なうために、一派を立てた。
何も、特別なことではない。

当時は、多くのイエスのような者たちが、存在していた。
イエスも、その一人である。

イエスに洗礼を授けた、洗礼者ヨハネも、その後、政治犯として捕らえられ、殺された。

ユダヤ教に、吹き荒れた、反ユダヤ主義・・・
つまり、体制批判の、ユダヤ教徒の皆々である。

もし、キリスト教が、生まれなければ、イエスは、ユダヤ教の一派として、生き残っていた可能性がある。

キリスト教の成立も、政治的権力による。
すなわち、イエスの存在がなくても、キリスト教が、出来た可能性がある。

つまり、白人の宗教である。
白人達が、持ち上げる宗教が必要だった。
その野蛮性、残忍性を、肯定する宗教と、神である。

その後の、西欧の歴史を見ればいい。

イエスも、人間の救いの救済のために、捧げられた、生贄である。
あちらは、生贄が必要な民族である。
それも、草木のようなものではなく、血にまみれた動物の死体を、捧げる生贄である。

丁度、手ごろなところに、磔された、イエスという、人間が存在した、という程度に、考えるとよい。




posted by 天山 at 03:30| 神仏は妄想第九弾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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