2013年08月21日

もののあわれについて629

兵部卿の宮、「今はことつけやり給ふべき滞りもなきを」と、おりたち聞え給へど、源氏「内より御気色ある事かへさひ奏し、またまた仰せ言に従ひてなむ、異様の事は、ともかくも思ひ定むべき」とぞ聞えさせ給ひける。父大臣は、「ほのかなりし様を、いかでさやかにまた見む。なまかたほなる事見え給はば、かうまでことごとしうもてなし思さじ」など、なかなか心もとなう恋しう思ひ聞え給ふ。今ぞかの御夢も、まことに思し合わせける。女御ばかりには、定かなる事の様を聞え給うけり。




兵部卿の宮が、このようになっては、口実にお使いになる支障もないので、と、頭を下げて、お頼みになるが、源氏は、御所から御内意があることを、ご辞退申し上げて、その上でまた、改めての仰せ言により、他の話は、いずれとも決めましょう、と、返事をする。父の内大臣は、かすかに見た様子を、何とかして、はっきりと、もう一度見たいと思う。少しでも、悪い点があれば、このように大袈裟に大事に扱うことはない、などと、今は、かえって気が気ではなく、姫を慕わしいと思うのである。今となっては、あの夢は、本当だったのだと思う。弘薇殿の女御にだけは、はっきりと、事情をお話した。

兵部卿の宮は、婚約のことを言う。
しかし源氏は、帝のお言葉を頂いてからと、言うのである。
それは、臣下の者との、結婚だからだ。




世の人聞きに、しばしこの事出ださじ、と、せちにこめ給へど、口さがなきものは世の人なりけり。じねんに言ひ漏らしつつ、やうやう聞え出でけるを、かのさがなものの君聞きて、女御のお前に、中将、少将侍ひ給ふに出で来て、近江「殿は御女まうけ給ふべかなり。あなめでたや。いかなる人、ふたかたにもてなさらむ。聞けばかれも劣り腹なり」と、あふなげに宣へば、女御かたはらいたし、と思して、物の宣はず。




世間の人の口の端に、しばらくこのことが、上がらないようにと、懸命に隠すが、おしゃべりなのは、世間の人であった。
自然と話が漏れて、次第に評判になってゆくのを、あの困り者の君が耳にして、女御の御前に、中将、少将が控えている所に出て来て、殿様は、姫様をお引取りになるそうな。結構なことです。どんな方が、お二方に大事にされるのでしょう。聞いたところでは、その人も、卑しい生まれとか、と、不躾におっしゃるので、女御は、聞いていられない気持ちで、何もおっしゃらない。

身分の高い女は、聞かない振りをする。




中将、「しかかしづかるべきゆえこそものし給ふらめ。さもて誰が言ひし事を、かくゆくりなくうち出で給ふぞ。物言ひただならぬ女房などもこそ、耳とどむれ」と宣へば、近江「あなかま。皆聞きて侍り。尚侍になるべかなり。宮仕へにと急ぎ出で立ち侍りし事は、さやうの御かへりみもやとてこそ、なべての女房達だに仕うまつらぬ事まで、おり立ち仕うまつれ。お前のつらくおはしますなり」と、恨みかくれば、皆ほほえみて、「尚侍あかば、なにがしこそ望まむと思ふを、非道にも思しかけけるかな」など、宣ふに、腹立ちて、近江「めでたき御中に数ならぬ人は交るまじかりけり。中将の君ぞつらくおはする。さかしらに迎へ給ひて、軽めあざけり給ふ。せうせうの人は、え立てるまじき殿のうちかな。あなかしこあなかしこ」と、しり様にいざり退きて、見おこせ給ふ。憎げもなけれど、いと腹悪しげに目尻引き上げたり。中将は、かく言ふにつけても、げにあやまちたる事、と思へば、まめやかにてものし給ふ。




中将は、そのように大切にされる訳があるのでしょう。それはそれとしても、誰が言ったことを、このように、出し抜けに口にされるのか。口煩い女房達が、それこそ、聞き耳を立てられたら大変です。と、おっしゃると、近江は、まあ、うるさい。全部聞いています。尚侍になるのだそうですね。こちらの宮仕えをと、熱心に出て参りましたのは、そんなお世話をしていただけると思ってなので、普通の女房達でも、しないようなことまで、御用を勤めております。女御様が、酷くていらっしゃるのです。と、恨み言を並べるので、一同、にっこりして、尚侍に欠員が出来たら、私が望みましょうと、思っているのに、無茶なお願いをするのですね。などと、おっしゃると、腹を立てて、立派な方ばかりの中に、人数にも入らない者は、仲間入りするのでは、ございませんでした。中将様は、酷くていらっしゃる。さし出てお迎えくださっても、軽蔑して悪口をおっしゃる。普通の人では、とても住んでいられない、御殿の中です。恐ろしいこと、恐ろしいこと。と、後ろ向きにいざり、引き下がり、こちらを睨む。憎らしくもないが、大変、意地悪そうに、目尻を吊り上げている。中将は、この言葉を聞くにつけ、全く失敗したと、真面目な顔をしている。





少将は、「かかる方にても、類なき御有様を、おろかにはよも思さじ。御心しづめ給うてこそ。堅きいはほもあわ雪になし給うつべき御気色なれば、いとよう思ひかなひ給ふ時もありなむ」と、ほほえみて、言ひ居給へり。中将も、「天の岩戸さしこもり給ひなむや、めやすく」とて、立ちぬれば、ほろほろと泣きて、近江「この君達さへ、皆すげなくし給ふに、ただお前の御心のあはれにおはしませば、侍ふなり」とて、いとかやすく、いそしく、げらふ童べなどの、仕うまつり足らぬ雑役をも、立ち走りやすくまどひありきつつさ志を尽くして宮仕へしありきて、「尚侍におのれを申しなし給へ」と、責め聞ゆれば、あさましう、いかに思ひて言ふ事ならむ、と思すに、物も言はれ給はず。




少将は、こうしたお勤めの方でも、またとない、あなたのことですから、おろそかには、まさか、思いではないでしょう。お気持ちを落ち着けて、お待ちなさい。それでこそ、堅い岩でも、小雪に砕いてしまうほどの、お元気ですから。立派に望みを適えられる時もあるでしょう。と、笑いながらおっしゃる。中将も、天の岩戸を閉じて、引っ込んでいる方が、無難ですと言い、立ってしまったので、ぽろぽろと涙をこぼして、私の兄弟までが、お仕えしているのです、と言い、いとも手軽に、精を出して、下働きの女房や、童などの、行き届かない、つまらない仕事でも、腰軽く動き回りながら、あちこちも尋ね尋ねして、真心こめて御用をして回り、尚侍に私をお願いしてください、と、責めるので、女御は、呆れ果て、どんな気で言うのかと、思うと、何も言うことが出来ないのである。

尚侍、ないしのかみ、とは、女の職である。
近江の、滑稽な様子であるが・・・

女御も、中将も、少将も、呆れているのである。




posted by 天山 at 05:36| もののあわれ第12弾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月22日

もののあわれについて630

大臣、この望みを聞き給ひて、いと華やかにうち笑ひ給ひて、女御の御方に参り給へるついでに、「いづら、この近江の君、こなたに」と、召せば、「を」と、いとけざやかに聞えて、出で来たり。内大臣「いと仕へたる御けはひ、おほやけ人にて、げにいかに合ひたらむ。尚侍の事は、などかおのれにとくはものせざりし」と、いとまめやかにて宣へば、いと嬉し、と思ひて、近江「さも御気色賜はらまほしう侍りしかど、この女御殿など、おのづから伝へ聞えさせ給ひてむと、頼みふくれてなむ侍ひつるを、なるべき人ものし給ふやうに聞き給ふれば、夢に富したるここちし侍りてなむ。胸に手を置きたるやうに侍る」と、申し給ふ。舌ぶりいとものさわやかなり。




内大臣は、その望みを聞いて、陽気に笑って、女御の所に、いらっしゃる機会に、内大臣は、どうだ、近江の君、こちらへと、お呼びになると、近江は、はいい、と、大変はっきりと、答えて、出て来た。内大臣は、大変お役にたっている御様子、お役人として勤めれば、どんなに相応しいか。尚侍のことは、どうして、私に早く言わないのだと、真面目そうに、おっしゃる。近江は、ひどく嬉しく、そう御内意をお伺いしたいと思っておりましたが、こちらの女御様などが、お願いしないでも、お伝えくださるだろうと、当てにし切っておりました。でも、おなりになるはずの方がおいでのように、聞きましたので、夢の中で、金持ちになったような気持ちがしまして、胸に手を置いたようなことでございます。と、申し上げると、その口ぶりは、まことに、鮮やかなものである。




えみ給ひぬべきを念じて、内大臣「いとあやしうおぼつかなき御癖なりや。さも思し宣はましかば、ここに切に申さむ事は、聞し召さぬやうあらざらまし。今にても申し文をとり作りて、美々しう、書き出だされよ。長歌などの心ばへあらむを御覧ぜむには、捨てさせ給はじ。上はそのうちに情け捨てずおはしませば」など、いとようすかし給ふ。人の親げなくかたはなりや。近江「やまと歌は、あしあしも続け侍りなむ。むねむねしき方の事はた殿より申させ給はば、つまごえのやうにて、御徳をもかうぶり侍らむ」とて、手を押しすりて聞え居たり。御凡帳の後ろなどにて聞く女房、死ぬべく覚ゆ。物笑ひに耐へぬは、すべり出でてなむなぐさめける。女御も御おもて赤みて、わりなう見苦し、と思したり。殿も「ものむつかしき折りは、近江の君見るこそよろづ紛れる」とて、ただ笑ひぐさにつくり給へど、世人は、「恥ぢがてら、はしたなめ給ふ」など、様々言ひけり。




笑い出しそうな気持ちを抑えて、内大臣は、とても変な、はっきりしない、いつものされ方です。そんな風なら、言ってくださればいい。第一に、あなたを誰よりも、陛下に申し上げたのに。太政大臣の娘という御方が、立派な身分でも、私がお願いすることは、陛下が許さないことは無いのに。今からでも、願書を作り、立派に書き上げてごらんなさい。長歌などで、趣向のあるのを御覧あそばせば、お捨てになることはありません。陛下は、中でも、特に風流の趣味をお捨てにならないお方です。などと、うまいこと、騙す。
人の親らしくない、見苦しいことです。
近江は、和歌は、下手でありますが、なんとか作れます。表向きのことのほうは、殿様からおっしゃっていただければ。私も言葉を添えるようなことで、お陰を頂戴いたしましょうと言い、手を摺って申し上げる。
凡帳の影などで聞いている、女房は、死にそうなほどに、おかしい。おかしさの我慢出来ない者は、そこから滑り出して、ホッとしている。
女御も、お顔が赤くなり、とても見ていられない気持ちである。
内大臣も、気のくしゃくしゃする時は、近江の君を見ると、気が紛れると、言い、笑い草にしているが、世間の人は、自分でも恥ずかしがっていながら、酷い目に合わせる、などと、色々と言うのである。

今も、昔も、近江のような、勘違いの女がいるものである。
そして、適当にあしらわれる。
また、馬鹿にされる。

行幸、みちゆき、を、終わる。


posted by 天山 at 05:30| もののあわれ第12弾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

最後の沈黙を破る75

戦争犠牲者の追悼慰霊をはじめて、七年を経た。

つくづくと、思うことがある。
その海外にある、慰霊碑である。

その多くは、有志、遺族によって建てられたものである。
国が建てたものもあるが・・・

経済大国第二位と言われた時代も・・・
先進国であるという日本・・・

先の大戦の追悼慰霊の、お粗末さである。

ちなみに、連合国軍の慰霊碑と比べると、よく解る。

そのお金の掛け方が違う。
そして、管理の仕方である。

建てたら終わり・・・
それが、日本の慰霊碑の状態である。

政府以外が建てた慰霊碑の管理は、驚くべきことに、地元の人たちの好意によって、守られている。
更には、放置されているものも、多い。

フィリピンの、慰霊の聖地といわれ、イルカラという場所は、広大な敷地に、日本軍、米軍、フィリピン軍の戦没者が祀られている。

そこで、数十名の人たちが管理、清掃をする。

私が出掛けた際は、丁度、日本軍の慰霊碑の清掃を行っていた。
それも、30名ほどが、慰霊碑の周囲を、擦り、洗うのである。

一日を掛けての掃除である。

これは、アメリカの管理によるものである。

そして、その付近には、日本の遺族、有志が建てた、慰霊碑も多くあるが・・・
全く、放置されている。

世話をしてくれるのは、現地の人であるが・・・
干し物があったり・・・

更に、タイ、カンチャナブリ、戦場に掛ける橋という映画で有名になった場所。
そこにある、連合国軍の追悼慰霊のメモリアルパークは、見事に整理され、管理人が常駐している。

その慰霊碑の一つ一つには、名前と年齢が刻まれてある。
スプリンクーラーが取り付けられて、美しい芝生が広がる。

そして、別にして、そこにある日本の慰霊塔は、一人の現地のおばさんが、入り口で物売りをしつつ、守っているという、雰囲気である。

まだまだ色々あるが・・・

これでは、この国のために、命を賭けるという人はいなくなるだろうと思える、状態である。

勿論、戦争など望まないが・・・
もしもの場合である・・・

未だに、114万人の兵士の遺骨が、帰還していない国、日本。

悲しみより、哀れを感じるのである。

更に哀れは、現地の人が言う、日本人の観光客は、自国の慰霊碑に手も合わせないという言葉である。

敗戦から、68年、戦争をしていない。
だから、戦争の記憶も無い。
そして、戦没者の存在も無い。

爺さん、曽祖父の時代である。

勿論、二度と戦争が無く、このまま平和に進めば、問題ないが・・・
絶対とは、いえないのである。

その時、その追悼慰霊の姿を見て、こんな国のために、死ねるのか・・・

一体、あの経済大国と言われた時代の、金は、何に使われたのか。
そして、最も、使われなければならなかったのは、何か・・・

政治家も、国民も、忘れた。
そして、平和ボケと言われるほどになった。
それが、今でも、続いている。

320万人という、犠牲者を出した、大東亜戦争・・・
再度、問い掛ける。

これで本当に良いのか。
このままで、良いものか・・・

人生には、不可抗力という時期がある。
彼らは、その不可抗力の最大の時期に、青春を国に捧げた。
捧げざるを得なかった。

今、一度、問い掛けるために、私は、これからも、戦没者の追悼慰霊を行う。


posted by 天山 at 05:46| 沈黙を破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月24日

国を愛して何が悪い81

アメリカは、人類史上三つの大犯罪を犯している。第一がインディアンの抹殺、第二が黒人の大量奴隷労働の強制、第三が広島、長崎の原爆投下である。今のアメリカは、世界の超大国として繁栄の極地にあるが、それを支えるために異民族に対する測り知れない犠牲を強いてきたことを忘れてはならない。
清水馨八郎

今、現在、2013年でのアメリカは、その繁栄の揺らぎにある。
超大国と、まだ言われ続けるのか・・・
解らない。

ただ、上記の発言は正しい。
と、その前に、言う。
彼らは、イギリスから出たものである。

あの、世界的に最低、最悪の極道の国、イギリスである。
その、野蛮さと、狡猾さは、歴史を見て、御覧の通りだ。

それでも、イギリスは、世界的に信用される国となっている。
不思議なことだ。
未だに、宗主国として、君臨しているのである。

オーストラリアも、ニュージーランドも・・・
人種差別の激しい国は、特にそうである。

オーストラリアでも、現住民である、アボリジニを虐殺して、憚らなかった。
更に、罪深いことをしているのである。
それは、キリスト教の強制であり、その教育である。

アボリジニの文化を、滅茶苦茶にしたのである。
それが、今では、オーストラリアの伝統・・・としているという、愚劣。

さて、1620年、野蛮な清教徒たちが、メイフラワー号に乗り、マサチューセッツの海岸に、到着した。
不孝のどん底にいた、白人の入植者である。

先住民のインディアンは、彼らに、惜しみなく、魚の捕り方、トウモロコシの栽培法、更に、慣れない過酷な環境で生きる術を、親切に教えた。

新大陸のどこでも、インディアンたちは、最初の入植者を、愛情を持ち、温かく迎えたのである。

コロンブスは、スペインの女王に宛てた手紙で、サンサルバドル島の住民に、敬意を持って迎えられたとして、次の報告をしている。

彼らは、大変従順で、平和を愛する民族です。世界中に、ここより素晴らしい国はないと、両陛下に誓って、申し上げます。彼らは礼儀正しく、賞賛に値する態度です。

人を疑わない部族で、愛するべき先住民を、白人たちは、キリスト教を知らない、未開人として、恩を仇で返すのである。

インディアンの排除と、抹殺である。

恐るべき、傲慢である。

アメリカには、無限魔界が開けている。
それほどに、酷いことをして、建国した国である。
その、反省も、謝罪も無いのは、イギリスと同じである。

現在は、他民族国家として、成立つが・・・
差別意識は、消えていないのである。

インディアンの宗教性は、キリスト教以上に、遥かに、優れていた。

さて、野蛮な白人たちは、形ばかりの、ヨーロッパ式契約を結び・・・
この、契約とは、ユダヤ・キリスト教の得意な分野である。
何せ、神との契約である。

だが、契約といっても、それは、単なる嘘である。
契約・・・嘘・・・
平然として、その契約を破るのである。

そして、次々に、土地を奪うのである。

先住民は、土地が個人の所有などとは、考えない。
更に、それらの文字の意味も解らないのである。

白人は、それを盾に、勝手に土地を奪う。
弱肉強食とは、よくぞ言ったものである。

更に、個人だけではなく、その連邦政府も、インディアン種族と国家単位の契約を結び、それを都合よく解釈して、破り、各種族を西へ西へと、追いやった。

西部劇である。
開拓者精神どころか、泥棒であり、侵略者である。

どこに、開拓の精神があるのか・・・
開拓の精神とは、全く別物である。

開拓とは、拓殖であり、その国、地域の向上を最優先にし、教育を施し、ライフラインを整備し、産業を興すのである。
日本が、朝鮮、台湾、パラオなどで行った、行為を言う。

白人は、ただ奪うのみであり、どこにも開拓精神など無い。

こうして、1789年以降、白人とインディアンは、370もの契約を締結したが、守られたものは、一つも無い。

初めから、騙すための方法を、契約と言うのである。
キリスト教の、契約の精神とは、騙しのことである。

だから、イスラエルの民は、神との契約で騙され続けて、今も、世界を浮遊している。
選ばれた民・・・
そんな民は、無い。

ほんの一時、イスラエル王国が、成ったのみである。
すでに、それらは、滅びた。
残るのは、滓、屑にもならない、教え、というものである。

平原のバッファロー、野牛は、何百年もの間、インディアンの生活と文化を支えてきた。しかし、白人たちは、群生する野牛を、狩りして、肉や皮、骨まで商品にして、売りさばいた。

ついには、絶滅させたのである。

絶滅は、インディアンの死を意味する。
つまり、インディアンに残された道は、白人の支配を受けるか、餓えて死ぬか、である。

これに関して、アメリカ政府は、一度の謝罪も行っていないのである。


posted by 天山 at 05:26| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月25日

国を愛して何が悪い82

初めて、白人が上陸した当時は、約100万人のインディアンが住んでいた。
ところが、1860年で、インディアンは、約三分の一、30万人に激減してしまったのである。

300年の間、白人入植者は、次から次と、土地を求めて、西へ進んだ。
インディアンが邪魔すると、殺した。

白人は、それを、神の定めた宿命と受け止めたのである。
何と、傲慢な思想か・・・

インディアンの土地を奪い、殺戮する行為を、神の定めた明白な宿命であると。
そして、自分たちの、行為を神によって、正当化するという・・・
呆れた行状である。

キリスト教の神観念・・・
実に、恐ろしいのは、アメリカ大陸だけではないということである。

仏教などのような、共生の思想を持つ宗教もある。
如何に、ユダヤ・キリスト教が、野蛮で、手に負えないものか・・・

神道も、共生の思想であり、排他的、非寛容ではない。

誤った、宗教観念を西欧では、作り続けた。
そして、イスラムまでも、その中に巻き込んだ。
更に、イスラムを戦闘的にしたのも、キリスト教である。

開拓者精神・・・・
冗談ではない。
手前勝手な、考え方の野蛮さである。

ここで、カナダに入った白人たちの相違を見ると、カナダには、毛皮などを求める、商業活動が主であり、先住民とある程度の共生が成り立った。
だが、カナダ人学者が、告発している。

矢張り、搾取と殺戮があったこと。

アメリカのアングロサクソンは、アメリカ大陸だけではなく、西への進行を、海を越えて行うようになる。

ハワイ、グアム、フィリピンである。

19世紀、宣教師を中心とした、アメリカ人が、ハワイに入る。
最初は、これ、宣教師である。

これが、実に曲者である。
矢張り、この宣教師たちが、ハワイ侵略の手引きをする。

やがて、宣教師たちと、その息子たちは、ハワイの政界に進出し、要職を占めるようになる。
そして、ハワイ国王の軍隊とは別に、最新鋭の銃器を装備した、私的軍隊、ホノルルライフル部隊を編成する。

そして、1887年、カメハメハ王朝の、カラカウア国王に銃を向けた。

彼らの要求は、表向きは、近代的な憲法の発布・・・
しかし、実質は、国王の国政への発言の封じ込めである。

ハワイに押し付けた憲法は、選挙権は高額納税者に限る、二重国籍の者、つまりアメリカ人にも、選挙権を認めるというもの。

当時、ハワイの人々は貧しく、高額納税者とは、アメリカ人を指していた。
参政権を現地の人から奪い、自分たちが、議会の実権を握るというもの。

キリスト教の宣教師が、侵略の手先として、働くとは、スペイン、ポルトガル以来の手法である。

侵略行為に、宣教師が関わらないことが、無いのである。
キリスト教が、邪教である、所以である。

その日が来ることを、予想していた、カラカウア国王は、それ以前に、日本に助けを求めていた。
六年前に、国王は、国賓として、来日し、明治天皇に日本人のハワイ移住を懇願した。

更に、国王の姪であり、王位継承権を持つ、カイウラニ王女と、山階親王の婚儀を申し込むのである。

当時、人間として、認められていた唯一の日本、日本人である。
国王は、日本と姻戚関係を持ち、アメリカを牽制して、王朝の存続を図ろうという、奇策である。

しかし、当時の日本は、国際社会に出たばかりで、力も無い。
西欧列強を敵にまわす力なく、アメリカと事を構えるには、危険であると、判断する。

翌年、明治天皇は、特使をハワイに派遣して、申し出を正式に断るのである。

国王は、実権を奪われ、失意のうちに、亡くなる。

日本が、いかに、信頼されていたか、ということである。

さて、新しい国王は、王の妹、リリウオカラニ。
彼女は、1893年、最後の抵抗を試みる。
島民にも、選挙権を与える憲法改正の発布である。

アメリカ系市民の権利を認めた上での、改正である。

しかし、駐在ホノルルアメリカ公使ジョン・スティーブは、本国に対して、
血に飢え、淫乱な女王が恐怖の専制政治を復活させようとしていると、嘘の訴えを起こす。

アメリカ市民を保護すべく、あらかじめホノルル港に寄航させていた、米戦艦ボストンの砲口を女王の宮殿に向けさせ、海兵隊を出動させた。
女王は、強制的に退位させられたのである。

その後は、彼らの思うまま・・・
アメリカ人の選んだ大統領を誕生させた。

ちなみに、ドールという有名なジュースーメーカーがある。
その初代は、19世紀にアメリカから渡って来た宣教師である。
その息子である、サンフォード・ドールが、初代大統領である。

1898年、ドールは、島民の意思を無視して、アメリカに国土を寄贈するのである。
つまり、ハワイ乗っ取りである。


posted by 天山 at 07:07| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月26日

国を愛して何が悪い83

表向きは民主主義、人権という見栄のよい看板で介入し、侵略をする、あるいは戦争を仕掛ける。これはアメリカのお家芸です。
前野 徹 歴史の真実

アメリカは、ハワイを強奪した年、スペインに戦争を挑む。
スペインの植民地支配に苦しむ人々を救うという、名目である。

そして、米西戦争である。
目的は、キューバの独立戦争を助けるという・・・
しかし、アメリカが勝利すると、いつの間にか、キューバは保護領とされる。

それどころか、スペイン領だった、プエルトリコも領土化され、カリブ海が、アメリカのものになるのである。

1903年の、パナマ保護領化は、アジアの国々にとっても、影響が大きい。
1914年、アメリカは、ここにパナマ運河を開通させ、南米大陸の航路権、通商権を掌握すると共に、東海岸から太平洋への航路を確保する。
つまり、太平洋に乗り出そうとするのである。

米西戦争は、アメリカがアジアで、覇権を握る契機にもなった。
アジア進出の好機と見たアメリカは、スペイン領だった、フィリピンにも艦隊を派遣し、スペイン艦隊を爆破する。

この勝利の裏が、汚い。

フィリピンの独立革命家、アギナルド、リカルドなどを指導者とする、独立軍の活躍があった。
海からアメリカ極東艦隊に追いつけられ、マニラに立てこもるスペイン軍は、フィリピンの独立軍に包囲され、降伏する。

独立軍がアメリカに協力したのは、アメリカが独立を支援していたからである。

しかし、1898年、戦争に勝利すると、独立軍の報復を恐れるスペインの要望に応じて、独立軍の入場を禁じ、フィリピンをアメリカの領土に組み込んだのである。

つまり、スペインの次は、アメリカがフィリピンを植民地にした。

ここで、少し、大東亜戦争時のことを書く。
日本は、フィリピンに、植民地にしないでくれと、二度、頼まれたが、せざるを得ない状況になるのである。

それ故に、裏切り者と言われた。
だが、日本の統治の間に、日本は、フィリピンの伝統などを奨励して、フィリピンの文化に尽くした。

フィリピンは、島々の国。
そこで、それぞれの島の人たちには、色々な意見がある。
日本軍から、アメリカが救ってくれたという、驚くべき意見もある。

その前に、アメリカの植民地であったということを、忘れているのである。

さて、ジャングルに追われた、革命軍、アギナルド、リカルドは、日本に支援を求めた。そして、ゲリラ戦を戦うのである。

それに対して、アメリカは、より激しい対応をとる。
独立軍は、ゲリラであると、宣言する。
ゲリラとの戦いであれば、国際法の適応外になるからである。

国際法とは、殺傷能力の高い非人道的な武器の使用や、捕虜の虐待、拷問の禁止などが、定められてある。
このルールを一切、守らなくていいのである。

だから、やりたい放題である。

ゲリラ戦で、一名のアメリカ兵が死ぬと、捕虜を一人以上殺す。
大量に水を飲ませるという、中世のキリスト教の異端裁判で用いた拷問を行う。

悲惨なのは、アメリカ兵に村人が反撃した、サマール島である。
30数名が殺された報復として、女子供を含め、隣の島の住民二万数千人を虐殺したのである。

アギナルドの故郷では、田畑、家屋が焼き払われ、家畜も残らず殺された。
そのため、食料を失った住民は、飢餓に苦しみ、五万人が死ぬという。

1902年、約20万人のフィリピン人が犠牲となり、独立軍は、鎮圧された。

この時、八万の大軍を率いて乗り込んだのが、フィリピン初代軍政長官となった、アーサー・マッカーサー陸軍少将である。
その副官が、息子のダグラス・マッカーサー中尉で、後の日本を占領した、連合軍最高司令官である。

日本の場合も、国際法を無視して、各都市への空爆、そして、原爆投下・・・
アメリカは、いつも同じである。

さて、アメリカはフィリピン独立を約束した際に、独立後も永遠に支配するため、憲法に戦争放棄の条項を盛り込ませたのである。

これが、後に、日本の憲法作りに、そのまま生かされるのである。
つまり、フィリピンの憲法を下敷きにして、作られたのである。

あれほど、あっという間に、草案を作ったのは、それがあったから・・・

フィリピンも、日本も、同じ占領政策で、独立後も、アメリカの支配下に置かれている。

更に、フィリピンの悲劇は、英語の共通語化である。
言葉は、精神である。
それを、英語にされた。

それで、今でも、フィリピン社会は、混沌として、更に貧しく、その文化的発展もなく、フィリピンからは、何も生まれないのである。

悪いことに、スペイン統治時代からの、大地主制が生きていて、更に、アメリカナイズされ、既得権益を持つ者だけが、裕福という、始末である。

日本には、天皇と、日本語が残されただけで、フィリピンとは、天地の差である。

現在では、親日のフィリピン人が多数を占める。
後々で、日本と、アメリカのやったことを、冷静に見ることが出来たのである。

米軍撤退後のフィリピンは、益々混迷した。
アメリカの支援がなければ、成り立たない程に、やられたのである。

だから・・・
きっと、日本の自衛隊などの、駐留を潜在的に、求めているだろうと思う。
だが、今のところ、自衛隊は、軍隊ではない。
また、日本には、核兵器も無い。

もし、日本が、核兵器を所有したのならば・・・
東南アジアはもとより、南アジア、アフリカなどが、その傘下に入ること、確実である。

日本は、宗教や、民族主義の国ではなく、天皇を戴く、伝統の国だからである。


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2013年08月27日

国を愛して何が悪い84

民主主義と人権を掲げる、アメリカの嘘八百・・・
十分に理解した。

ところが、嘘つき人種は、今も嘘をつき続けるのである。

米西戦争をアメリカでは、どう記しているのか・・・
ロサンゼルスにある、米西戦争記念碑には、
この戦いに参加し、外国人に自由の手を差し伸べたアメリカ軍兵士たち、
と、彫られている。

開いた口が塞がらない・・・

そのアメリカは、世界の大国となった。
勝てば官軍というが・・・

負けると、いつまでも、敗戦国である。
日本が、そうである。

国連で一番、金を出しているが、今も、敗戦国の扱いである。

さて、清水馨八郎氏が書く、
アメリカ文明を語る場合に忘れてならないのはインディアン抹殺に続く南部奴隷労働である。奴隷労働は人類の歴史とともに古いが、近代に入ってなお、あれほど大掛かりに、組織的に、200年にもわたって人間の売り買いと使役を続けた国は、世界広しといえども米国だけである。

リンカーンの奴隷解放や最近の公民権法が成立したとしても、目下全人口の一割強を占める黒人問題は、アメリカ文明の将来に暗い影を落としている。これを解決しなければ、アメリカの未来はない。これはまさに、マニフェスト・デスティニー、神の定めた明白な運命なのである。
と、言う。

リンカーンは、奴隷解放を掲げたが、黒人差別には、何もしていない。
開放しただけである。
その後の、黒人の苦悩は、余りある。

現在の、オバマ大統領は、黒人ではない。
あれは、黒い白人である。

アメリカは、世界各地からの、移民によって、成り立っている。
つまり、国の神話が無いという、大変な弱点を持つ。

だが、国には、求心力がなければ、成り立たないのである。
歴史の浅い中国さえ、三千年とか、四千年という、嘘の歴史観を持つ。

現在の、中国共産党の歴史は、70年ほどである。

自由民主主義・・・
アメリカの、大義である。

勿論、やるこことと、言うことには、天地の差があるが・・・

合衆国とは、人工的な理念国家である。
更に、ロシアも、そうである。
何も無い。

ロシア正教などは、飾り物である。

旧ソ連は、共産主義という、理念によって成り立った。
ところが、今、共産主義は、主義といえるほどのものではないことが、解った。
単なる、王国貴族の変形した形である。

アメリカ、ソ連、共に、力によって成った国である。
更に、中国共産党も、銃によって、成り立った。

日本のように、美しい神話などない。
まして、天皇という、無形の権威も無い。

共に、世界的規模の侵略のみ。
更には、思想、文化の侵略のみ。

アメリカが掲げる、自由民主主義の原点は、メイフラワー号の誓約、トーマス・ジェファーソンの、独立宣言、リンカーンの、ゲティスバーグの演説という、漫画である。

そして、行った、数々の罪深い行為は、神の定めた運命と、開き直るという、傲慢である。

アメリカ建国の父たち・・・
実に、野蛮で、アングロサクソンの見本である。

1776年に、東部13州で独立宣言したアメリカは、西へ西へと領土を広げて、以後、200年の間に星の数を50まで拡大した。

1846年には、カナダとの国境を確定し、オレゴン州を獲得、太平洋岸まで。領土を広げ、それにも、飽き足らず、同年五月、メキシコと戦端を開き、メキシコ市を陥れ、48年の講和で、カリフォルニア、ニューメキシコの両地方を、割譲させた。

その際も、実に汚い手を使った。

1834年、メキシコ領のテキサスのサン・アントニオに、アメリカ移住民により、アモラの砦を築かせた。
これを築き、アメリカ人が籠城すれば、メキシコ人に襲われ、全滅するのは、自明の理。そして、事実、そうなった。

アメリカは、それをメキシコの不当な行為と指弾し、国内では、アモラの砦を忘れるな、との喧伝をする。

スペインとの戦争の際も、その手を使ったのである。

自国の軍艦メイン号をキューバの、ハバナ港内で自爆させ、250名の死者を出して、スペインの仕業として、メンイ号を忘れるな、との、喧伝である。

自ら策謀して、犠牲を作り、あたかも敵が先制攻撃を仕掛けたように見せかけるという、汚い手。
これが、真珠湾攻撃にも、使われた。

自国の兵士を、犠牲にしてまで・・・
それが、自由民主主義と、人権の国とは、笑わせる。

このように、歴史の事実を知れば・・・
アメリカに対する、考え方が、変わる。

現在のアメリカは、世界に大きな影響力を持つが・・・
歴史は、見ている。

世界の盟主足り得ないのである。

世界の盟主足り得るのは、人種差別撤回を掲げ、植民地の独立を促し、独立させた、日本である。

その歴史は、世界最古の天皇家を有する。

野蛮な、アングロサクソンも、手出し出来ない国、日本である。

アメリカの核の下で、生き延びた国ではない。
手が付けられないのである。

彼らの神は、魔物であるが、日本の神は、祖霊である。
祖霊に守られてある国、日本である。

日本を愛するのは、日本人だけではない。
日本という国を知れば、愛するようになる。

世界で、国民国家を最初に築いた国が、日本である。
その、天皇の政を見れば、一目瞭然である。

別エッセイ、天皇陛下について、を、参照のこと。


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2013年08月28日

国を愛して何が悪い85

さて、アメリカは、パナマ運河の開通により、本格的に太平洋に進出するのである。

日露戦争から、日本を仮想敵国としてきた、オレンジ計画を、着々と進めて、日本に迫ってきた。
大東亜戦争である。

アメリカは、太平洋戦争と呼ぶ。

オレンジ計画については、天皇陛下について、という、エッセイでも、書いている。
セオドア・ルーズベルト大統領の、日本を如何に、挑発し、降伏させるかという、計画である。

ペリー来航以来の、アメリカの計画である。

しかし、アメリカは、昭和三年、1928年に、パリ不戦条約にて、戦争放棄を宣言したのである。
各国の軍備を、現状維持に向けさせるためである。

これは、持てる国の、侵略性、植民地主義を現状維持し、後発の日本の進出を抑えるためである。
日本の対米英協調の基本戦略を、利用したものである。

一方的、独善的に、強引に押し付けてきた。

それから、日本叩きがはじまる。
まず、移民歓迎を国是としてきたアメリカが、1924年、日本移民だけを、締め出す、排日移民法を制定した。

更に、日本の在米資産を凍結して、あからさまな反日行動を取る。

ちなみに、日本は、アメリカに対して、先進国として、尊敬し、それを学んだ。アメリカに戦争を仕掛けるなどとは、全く考えないのである。

しかし、アメリカは、日本抹殺計画をとり続ける。

シナ事変に関して書く。
蒋介石をそそのかしたのは、米ソである。
日本叩きの代理戦争である。

その証拠は、アメリカは、大量の援助物資を送り、更には、義勇飛行隊と偽り、正規の空軍を派遣したのである。
また、蒋介石に、軍事顧問を送り、早くも、対日宣戦布告の準備をした。

日本の軍事力をそこで、消耗させるという、悪質極まる、アイディアである。

更に、追い詰めるために、石油とくず鉄の輸出を禁止してきた。

日本にとって、この打撃は、致命的である。

賢いバカが、戦争も、国際紛争の一つの方法だと、言うが・・・
ここまで、追い込まれたら、どうするか。

そして、ハルノートと言われる、宣戦布告である。
つまり、日本は大陸から出てゆけ、である。

何から何まで、奪うという根性は、見上げたものである。
今も、なお、アメリカは、毎年、戦争をしている。
自国からも、その批判が出るほどである。

屈辱に我慢を重ねた日本。
それでも、昭和天皇の、外交にて解決を、という、和平案・・・

昭和16年3月8日から、11月26日まで、和平交渉を続けた日本である。
しかし、アメリカは、そんな気もなく・・・
日本側を苛立たせるだけの、交渉である。

自国の兵士の命を投げても、真珠湾攻撃をさせた、アメリカである。
いつもの手。
犠牲を作り、真珠湾を忘れるな・・・

どこに、正義なるものがあるのか・・・
アメリカには、正義というものは、無いのである。

自由民主主義と、人権の国とは、聞いて呆れるのである。

さて、戦争・・・
英米は、日本を甘く見ていた。
陸海軍共に、六ヶ月は、連戦連勝である。

この勝利を見て、喜んだ国々がある。
アフリカの植民地民族は、一斉に感動し、勇気付けられ、独立の戦いの準備と努力がはじまる。

更に、アジアの被抑圧民族である。
一気に、独立の気運が高まるのである。

日本は、後半、アメリカの物量戦争に敗退した。

だが、大戦により、日本が長年掲げた、人種差別撤回の夢の世界が、実現した。
そして、世界には、120の独立国が、生まれた。

長い奴隷扱いと、植民地支配からの、開放である。

マレーシアの、マハティール首相の言葉、
日本なかりせば、現代のアジアと世界の諸民族の独立はありえなかった。
である。

人類史始まって以来の、大戦を日本が主導したのである。

だが、皆々、独立国家として、歩み出したが、アメリカは、依然として、日本を未だに、独立国家として扱わないのである。

敗戦後の、アメリカ軍の駐留の日本潰しである。
数々の国際法に違反して、日本を骨抜きにするという、戦略。
そこから、未だに、抜け切れていない日本。

現在、日本とアメリカは、同盟国である。
それは、それとして、受け入れる。
何せ、日本には、核兵器が無い。
日本は、核兵器の国々に、囲まれている。

中国、ロシア、そして、北朝鮮・・・

たたじ、言っておく。
日本は、五年もせずして、世界最高の核兵器を、世界最大に有することが出来る。

だか、持たない。
それは、アメリカが、持たせないようにしている・・・と、考える人たちが、大勢いる。
違う。

昭和天皇の御心である。

昭和天皇は、日本の崩壊を予想して、神器と共に、没することを決意していた。
しかし、原爆投下の様を見て、これは、日本だけではなく、世界のためにならないとの、御心である。

御前会議にて、敗戦を受け入れたのは、日本の崩壊だけではない。
このような兵器を使用することは、世界の崩壊であるとの、御心である。

天皇が存在する限り、日本は、核兵器を持たない国なのである。

日本が、共産主義の国ならば、とうの昔に核兵器を有していた。
あるいは、アメリカのように、極悪、最悪の国のようであれば・・・

これから、アメリカの日本支配の、数々の悪行を書き付ける。

posted by 天山 at 05:44| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月29日

国を愛して何が悪い86

日本民族300万余の尊い英霊の犠牲のお陰で、地球上にはたくさんの独立国が生まれた。ところが、肝心の東アジアでいまだに独立していない国がただ一つある。それが日本だ。日本はただ独りアジア諸民族の中であれだけ勇敢に白人と戦って犠牲になったのに、なぜいまだに完全独立を勝ち取っていないのだろうか。
清水馨八郎

そして、
占領憲法や教育基本法はそのまま残り、反日教科書、謝罪外交、自衛隊アレルギーも、そのまま。駐留米軍も占領時代のまま居座っている。憲法も、教科書も、国防も、自主的に決められないで、どうして独立国と言えるであろう。
と、言う。

さて、現在は、日米同盟なければ、すぐに中国の軍事に晒される。
確かに、清水氏の言うとおりであるが、現実を見ると、日米同盟は、必要である。
しかし、それにより、日本の独立が阻まれているということも、事実である。

何せ、アメリカを抜きにして、防衛は、考えられない状況下にある。

だが、アメリカ進駐軍が、何を行ったのかを、知る必要がある。
大東亜戦争は、三年半で終わった。
それから、七年も掛けて、GHQ、アメリカ占領軍が、日本民族の魂を抜き取るほどのことをした。

戦争犯罪、贖罪意識を、日本人の骨の髄まで、浸透させたのである。
それは、愛国とは、全く逆の行為である。

戦争犯罪、贖罪意識は、アメリカこそ持つべきものである。
何故、彼ら、白人は、その反省も謝罪も無いのか・・・
事は、簡単である。

神である。
神に選ばれたという、意識である。
ユダヤ・キリスト教に侵された、白人の自意識である。

であるから、自ら作る、国際法なども、無視出来るのである。

スペインが、南米で、一億人を虐殺したのも、アメリカ人がインディアンを、大量虐殺したのも、神の定めなのである。

その証拠が、宣教師と共に、である。
十字架を掲げて、神の命令であると、虐殺する根性は、どこからのものか・・・

人種差別も、それである。
白人は、神に選ばれた人種・・・

戦争という、形を、初めて作ったのが、キリスト教であることを、覚えるべきである。
現在も、キリスト教の国が、戦争を主導する。
その罪悪感からか、世界的にボランティア、福祉活動をするのも、キリスト教である。

さて、国際法に違反して、数々の占領政策を行い、日本人を洗脳し、騙し続けた、占領軍である。

日本政府も、国民の大半も、その巧妙な騙しに、気がついていないという、愚かさである。

アメリカが、自国の利益のために、押し付けた、日本去勢化の憲法を、別名、平和憲法と呼んでいる。
戦争放棄・・・
しかし、アメリカは、毎年、戦争をする。

そして、日本人は平和憲法により、平和だと思うという、バカらしさ。
アメリカの核兵器に守られて、平和なのである。
ロシアも、中国も手が出せないのである。

実に巧みに、日本を罪人として、世界的に披露した、アメリカである。
これには、訳がある。
つまり、白人が、何百年に渡り、植民地支配、侵略戦争をしてきた罪を、日本にすり替えたのである。

国際法違反の、最大のものは、ポツダム宣言である。
日本は、軍隊の無条件降伏として、受諾した。
ところが、武装解除すると、それを国家の無条件降伏に切り替えたのである。

七年間、統治の自主権を完全に奪った。

軍隊を駐留させ、日本の文化・伝統の破壊、言論を統制し、憲法を押し付け、精神的文化侵略を断行する。

マッカーサーの憲法では、検閲などの言論統制を禁止するが、GHQは、30項目の厳重な言論統制指令を出し、日本側の一切の、批判反論を許さなかった。

その中では、憲法を押し付けたことを、発表してはならない。
英米中ソなどの、連合国を一切批判するな。
日本の伝統的文化を、誇るな。

そこで、日本のマスコミ、文化人たちは、戦前の軍隊、軍人、封建的な日本文化を、悪として、評論し、GHQにおもねて、暗い自虐史観が生まれたのである。

いつの時代も、その言論が、金になり、名誉になると、自説を引っ込めても、時流に乗る者が、多数いる。

ただし、ここで明確にしておくが・・・
新憲法の日、天皇陛下は、国民と共に、お祝いした。
だが、昭和天皇は、知っていた。
そうすることが、今は最善の策であると。

いずれ、GHQが手を引いた時に、憲法は変えられると・・・
昭和天皇は、何事も、平和裏に事を行う術を知っていた。
キリスト教の進講を続けて、行われていたが・・・
その時が、来たら、即座に中止された。

ところが、政治家たちが、気付かないのである。
天皇は、専制君主ではない。
臣の決められたことを、承認するという、形が、天皇の政である。

ここに、天皇と、政治家、国民との、意識の差に天地ほどのものを、感じるのである。

矢張り、国を思うという意識に関しては、天皇は、甚だしい程、明晰なのである。
それは、歴代天皇の政を学んでいるからである。
それを、学ばないのは、政治家と、国民である。

しかし、それでも、天皇は、国と国民を、捨てないのである。
それは、国の宝であるという、歴代天皇からの、意識であるから。


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2013年08月30日

国を愛して何が悪い87

GHQ,マッカーサーが日本に上陸したとき、あまりに何もない
貧しい国であることに驚きました。

なぜ、日本だけが、イギリスもドイツもできなかった機動部隊をつくり
米国と太平洋上で戦争ができたのか?

それは日本人の精神や積み上がった学問だと悟ったマッカーサーは
日本にある有益な図書7,000冊以上を焚書します。
指定図書の研究、回収は、静かに、極秘に行われました。

そこには、日本人の精神をささえてきた歴史の本の数々から、
アメリカ研究や資源研究の本、そして、
戦略にかかわる本、地政学の書籍もありました。

戦後日本では地政学は勉強できません。
大学で専攻できる学部、学科はありません。

上記は、あるメルマガからの、引用である。

このようなことを、平然とやってのけたのである。
日本の魂、日本の心を、壊滅させるという、作戦である。

そして、二度と、欧米、白人に楯突くことのない、骨無しの日本人を作ろうとした。そして、作られたのか・・・
どうも、作られたようである。

その後の、日本の精神の歩みを見ると・・・

三つのもので、つまり、スポーツ、セックス、スクリーン、により、日本人を骨抜きにするという。

その、スクリーンの一つがテレビで、それも、乗っ取られている。

今も、白人のコマーシャルが、断然多いのが、日本である。
白人に対する、劣等意識は、植え付けられたものである。

敗戦後の、占領軍におもねた人たちによる、教育・・・

常識と、礼儀作法を無視して、思想、信条の自由を掲げる、ばか者たちが大勢いる。
公私の区別がつかない、自由主義者、つまり、左翼系の人たち・・・

手前勝手を通すことが、自由だと、勘違いした者たち。

更に、自国民が、自虐史観を作るというのは、世界でも、類が無い。
実に、不思議な民族である。

マッカーサーの最大の戦争犯罪は、米に都合のよい憲法を強要したことと、東京裁判を実施したことで、ともに明らかに国際法違反である。両者の違法性については、多くの議論がされているので・・・
清水馨八郎

マッカーサーには、野心があった。
いずれ、米国大統領になるという・・・

それだけに、自分の力を米国民に見せる、良い機会だと、思ったのだろう。

ただし、東京裁判は、敗戦後の日本に負の影響を与えた大きさは、測り知れないのである。

南京虐殺30万人・・・
まさに、虚構である。その虚構の数々・・・
日本人に対する、戦争犯罪意識を、より深く、より高く、と考えたものである。

それは、洗脳と呼ぶべき行為である。
日本人を、戦争犯罪意識、そして、自虐史観を、洗脳する。

アメリカが、何をしたのか・・・
敗戦近い時期の、人類初の原爆投下。
更に、非軍事施設である、日本の113都市への、焼夷弾の無差別投下は、明らかに、国際法違反である。

日本民族の、ホロコーストとも言える。

であるから、御前会議とは、別に、昭和天皇は、御心を痛めた。
その蛮行を止めさせるためには・・・
こちらが、進んで、敗戦を宣するしかないと・・・

その詔書には、
敵は新たに原子爆弾の如き残忍な兵器を使用して、しきりに無辜の民を殺傷し、惨害の及ぶ所、真に測るべからざるに至る。しかも尚交戦を継続せむか、終に我が民族の滅亡を招来するのみならず、ひいては人類の文明をも破却すべし
と、ある。

日本のことだけではなく、世界のことに思い至る、陛下の御心である。
そんな人間が、敗戦間近にいるのかと思う。

天皇の、判断の正しかったことは、その後を見れば、一目瞭然である。
お上に、このような御方を有していた日本という国は、本当に、救われたのである。

全人類の植民地解放を果たした。

日本は、有史以来、軍事力を持って、他国を侵略したことは、なかった。
満州事変も、シナ事変も、戦争ではない。事変である。

白人の植民地略奪とは、全く別物である。
ここを、明確にしておく。

事変とは、大陸での、日本の利権に対する、反日、抗日の匪賊、共産党の残虐なゲリラに対する、懲罰、治安にための、軍の出動であった。

欧米人の、植民地主義から、見ては、誤る。

清水氏は、書く、
なおこの大東亜戦争は、二国が対等の立場に立って、戦争のルールを守って戦ったフェアーな戦いではなかった。西洋の騎士道に従った決闘の論理に違反しているからだ。男同士、軍隊同士が正面対決して決闘したのではなく、彼らは卑怯にも、後方で見守る無防備の女、子供に直接襲いかかってきたのである。つまり非戦闘員の銃後の国民に焼夷弾や原爆の雨を降らしてきたのである。日本軍は国際法を守って、アメリカの銃後のロスアンゼルスやサンフランシスコには一発の爆弾も投下しなかったのである。

もし、日本が、原爆を持っていたら・・・
という、馬鹿な者がいる。
使っただろう・・・と・・・

歴史は、過ぎたものである。
もし、も、何も、無い。
現実に、アメリカは、原爆を投下したのである。

現在も、日本は、核兵器を有していない。
そして、現実的に、防衛のために、アメリカの核兵器に保護されている。

自由民主主義と、人権の国、アメリカ・・・
違う、その前に、日本が、その国だった。
天皇の政は、そうであった。

幕府という、専制支配があったが、天皇、皇室は、そのようだった。

posted by 天山 at 05:39| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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