2013年06月30日

国を愛して何が悪い73

ヨーロッパ白人が狭い故国を離れて、わずか2,300年で、あっという間に世界の隅々まで制覇できたのは、その前、数百年にわたる侵略、強奪、策略の技術や手口を、それぞれの国で充分練習し、訓練しつづけていたからである。その主なものが海賊としてのバイキング精神であり、十字軍の十字架にかこつけて「聖戦」と称した蛮行であり、民族移動の角逐であった。大航海時代とは、世界規模のバイキング版、大侵略時代だったのである。十字架を押し立てていった姿は、まさに地球規模の十字軍だったのである。
清水馨八郎

鉄砲と十字架による、世界制覇・・・
占領地住民を、宣撫するための、キリスト教。
カトリック教会の権威を持って、勝手に、支配するという、始末である。

更に、改宗しない者は、殺す。

16世紀のカトリックの宣教師は、植民地侵略の先兵であり、その説く、キリストの愛、平和、平等は、白人にのみ通用するというもの。
非白人、奴隷には適応しないのである。

キリスト教を信じない者は、野蛮人、未開人、異端者は、焼いても、殺しても、罪と思わない。
更に、宣教師が、その虐殺を許すという、蛮行である。

こういう事実を、カトリック教会、カトリック信徒は、どのように考えるのか・・・

法王として、唯一、謝罪と和解の旅を続けたのが、ヨハネ・パウロ二世である。

だが、その後、新しい法王は、アジア系の大司教、枢機卿を解任し、白人主義を推し進めた。

私が最も、憤慨するのは、英蘭仏などの、ヨーロッパ勢が、本国から遠く離れた地球の裏側まで遠征して、多くの土地を植民地、属領として、奪取したことの隠された事実である。

直接大軍を本国から派遣したわけではない。
兵士の多くは、現地調達の傭兵である。

つまり、白人は、現地の土侯国同士の争いを見つけては、それを利用した。
抗争の両国に武器を売り、戦争を誘発させる。
そして、深刻化させ、両者を疲れ果てさせて、どちらが勝っても、わずかな白人で支配できるように、手を打ったのである。

特に、イギリスは、その巧妙な手口を使った。

オランダが、本国の60倍の広さのインドネシアを330年間、植民地支配ができたのも、オランダ本国から、大量の兵士や行政官を送って、支配したのではない。

主に、その地の華僑を取り入れ、華僑を使って、間接的統治をしたのである。
そして、苛斂誅求を実施し続ける。

原住民の恨みを華僑に向けさせるという、手口である。

イギリスのインド支配、フランスのインドシナ支配、オランダのインドネシア支配も、東インド会社という、会社組織にし、一見、国家が政治的、軍事的に前面に出ないように、見せかけていた。

それは、本国のために、搾れるだけ、搾り取るという考えである。

そこで、日本の植民地政策・・・
これを、それらと同じだと、考えてしまう日本人がいる。
同じように、搾取の対象であると、考えるのである。

全く違う。
日本の、植民地政策は、拓殖、という意味である。
つまり、日本の持ち出し政策で、白人たちの行為とは、天地の違いがある。

現在も、日本が植民地にしたという、その住民に、日本に対する、嫌悪が無いのは、それである。
逆に、日本に対して、感謝し、日本に憧れ、日本に期待しているのである。

パラオ共和国などは、独立記念の際に、日本兵を讃える歌を作り、国旗も日本に似せて、作った。
それも、日本に失礼にならぬようにと、海の青に、月の黄色の丸で、その月の丸を、少しずらした程である。

インドネシア独立の際の国旗も、日本の日の丸に似せて、白と赤の二本の線にしたのである。

台湾の親日は、言うに及ばずである。

韓国併合の政策は、本国以上に、資金を掛けて成された。

日本の植民地支配は、すればするほど、資金が流失したのである。
だから、植民地を解放した際に、ホッとしたといわれる。

明治維新以来、日本は、文明とは、西洋のことであると、信じた。
近代化は、すべて西洋にあると、思った。
そして、西洋礼賛が起きた。

だが、現在、西洋科学物質文明の限界と、矛盾が噴出している。
それでも、学者、大学関係者は、未だに、西洋崇拝をし、西洋コンプレックスを持つに至る。

君民一体の日本の国体と、闘争権利争奪の西洋社会の成り立ちの相違に気付かず、天皇を中心とする、日本の国家制度が、封建制で、時代遅れだと考えるのである。

日本には、独自の天皇を中心とした、史観が存在することに、気付かないという、愚かさである。

国の歴史を、真っ当に見ない者が、どんな提案、提議をしても、せん無いことである。

そして、日本の学問の世界では、堂々と、西洋の思想哲学等々の、説明、解釈を学問とするという、呆れた行状である。

欧米の学者の基準にして、自説を権威付けるという、愚考を繰り返している。
欧米の視点からのみ、日本を見るという・・・

何故、日本の視点から、日本を見ないのか・・・
更に、日本語は、大和言葉から理解されるものであり、欧米の言葉の解釈では、まともな解釈にはならないのである。
素人の、私に言われる程、愚かなのである。



posted by 天山 at 05:36| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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