2013年05月28日

霊学107

心霊主義と医学が出会うと、心霊研究になる。
心霊研究者の多くは、医者である。

それは、人間の内部に存在する、潜在能力の研究に情熱を燃やすからである。
更に、別な観点からも、医者が警告を発するようになる。

それらの、警告は、心霊主義の実践者の健康、とりわけ精神の健康に及ぼす影響などである。

例えば、「下級霊の」重く不健康な流体は霊媒の健康の全般的状態に変化を及ぼし、彼らの判断力や意識を乱す。場合によっては、憑依や狂気に導くこともある。

最も強力で最良の霊媒でも、全員、肉体か魂のどちらかに病をかかえています。精神病院で狂死したCh・フォスターの嘆かわしい最期を思い出してください。癇癪になったスレイドのことを思い出してください。現在では英国第一の霊媒エグリントンも同じ病気に悩まされています。さらにはまたダングラス・ホームの生涯がどのようなものであったか御覧なさい。最後に最も古い霊媒で、近代心霊主義の創始者であるフォックス姉妹のことも。四十年以上も「天使たち」との交信を続けてきた姉妹は、天使たちのおかげで不治の狂人となったのです。
ヘレナ・ブラヴァツキー

じっさい、霊媒の役割はもっぱら「受動性」のうちに存する。自然発生的なものであれ、人為的に引き起こしたものであれ・・・
霊媒の仕事は、実体を前にしてーー心霊主義者は言う。
あるいは催眠術師や無意識の幻影を前にしてーーー心霊主義を信じない者たちは言う。
個人的意識と意志を消滅させることにある。
カステラン

心霊主義は反教育を施す。意志を弱め、アデプトの精神を自動的無意識が生み出すありとあらゆる空想に引き渡すのだ。・・・トランス状態においては、多少なりとも悪い性向や思考、かつて教育によって抑圧され、ときには忘れられていたが無意識の底辺では保存されていた性向や思考が、意志の制御から解き放たれてしまうのである。
ドクター・フィリー・ボウドゥー

医学会の大部分が、
個性を消滅させるという霊媒の能力は、最初は交霊会のために努力して得られる一時的な現象かもしれないが、次第に不都合なものになっていく。霊媒は時と所をかまわず自己分裂し、トランス状態に入るようになる。『メッセージ』は数を増し、こみいった内容になるが、不孝な霊媒は次第に元の人格を取り戻すのが困難になってくるのだ。ときには元の人格に戻れなくなってしまうこともある。・・・

更に、その観客にも分析が、向けられている。

精神的に脆弱な者が子供染みた軽信から心霊主義を信奉し、悪魔憑きのような性格をもった錯乱の危険を冒している。精神のバランスを欠いた者、多くは知的な人物だが、意志薄弱で判断力の弱い者は、想像による過度の興奮や錯乱の危険を冒しているのだ。さらに、実生活から遊離し自分のうちに閉じ籠っている分裂病質の者は、オカルトに孤独な生活の糧を見出しているのである。総体的にいって、心霊主義の実践は精神障害の傾向を助長するようだ。

更に、心霊術のサロンを構成する人たちの精神病理学的人物像を描き出す。

精神的に脆弱な者・・・人生に押しつぶされそうなので、最高の慰めとして歯止めも見境もなく心霊主義に没頭し、何でも信じ、あらゆる種類のオプセッションにさらされている。偏執狂質の者・・・社会生活において自尊心が強すぎるために傷つきやすく、鼻つまみものとなっている彼らは、見物物に引き付けられるように、「霊が呼び出される薄暗いサロン、匿名のままで自尊心や過剰な感受性を・・・霊たちはそれらを侮辱することはないので・・・無傷のままに守ることのできる薄暗いサロン」にやってくる。

小心者、根暗な者、内気な者も「闇のなかに静かにやってくる。人に見られさえしなければ落ち着けるのだ」ただしメランコリーが彼らを狙っているのだが。
神経症質の者・・・ヒステリーの非定型的発作や、自然発生的もしくは容易誘引される夢遊病状態を起こしやすい彼らは、好んで嘘をつき、交霊会では興味の中心になれると感じている。彼らは催眠術師の「被験者」や霊媒の補佐、あるいは霊媒そのものになりうる。多くの女性がこのように行動している。あらゆる思想をごちゃ混ぜにし、活動的かつ戦闘的で重要な存在となっている。

心霊術による錯乱はほとんどの場合幻覚をともなっている。視覚、聴覚、臭覚、味覚、体感、性感、大脳活動の幻覚を。大脳活動の幻覚はとりわけ文字や言葉の形態をとる。

その他・・・

私の経験からは、特に、女性に多いが、霊感がある・・・というもの・・・

本当か嘘か解らないが・・・
虚栄心が強く、自己顕示欲も強い。
そして、その霊感による言葉を持って、人を支配しようとする。

この部屋には、霊がいる。
何か悪い霊の予感がする。

更には、誰々の生まれ変り・・・
それを誰も証明することは出来ない。

単なる思いつきが、重大な予言のようになる人たち・・・

これらも、心霊主義の中に含めるとしたら、相当に広い範囲で、心霊主義が広がっているということ。
更に、無意識に・・・である。

精神的に危険であると、明言できる、霊媒のサロン、あるいは、霊媒師たちの言葉である。
霊の言葉を語る・・・
その、根拠は無い。
ただ、信じるだけである。

それは、宗教似る。
そして、信じる者は、騙されるのである。

心霊主義と、心霊研究は、ライバルであるが・・・
その心霊研究からも、新たな実証的、証言が出てくるのである。

中でも、精神科医によるものが、多い。

治療の段階で、患者に罹る霊が話し出すという・・・

霊、あるいは、霊界という未知なる世界に対して、特に興味を持つ人たちがいる。
実に、宗教に近い形である。
更には、宗教団体までなる集団もある。



posted by 天山 at 00:30| 霊学2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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