2013年04月30日

国を愛して何が悪い63

戦後の日本の進歩的と言われる文化人は、よく、人を傷つけたり、殺したり、盗んだりする者には罰を与えるとした劉邦の「約法三章」や、泥棒や乱暴はしてはいけないことだと八路軍が歌って覚えたという「三大規律八項注意」などをとりあげ、人民解放軍がいかに教育のいきとどいた規律ある軍隊だったかということの例にして褒めそやしている。
黄 文雄

黄氏は、戦争は軍の規律だけで勝てるものではないと、言う。
国際間の近代戦争では、火力、機動力、情報力が勝敗を決するのである。

なぜ中国の軍隊が軍紀だけで天下が取れたのかというと、その背景には中国の戦争文化がある。中国の軍隊というものは、古来略奪と虐殺を行う武装集団だった。兵匪ともいわれる。


中国を統一した、秦の軍隊は、国民皆兵制度で培われた、戦争のプロ集団である。
だから、戦争には強かった。

秦が、統一するまで、切取った人の首は、100万である。
虐殺した城は、数え切れない。
更に、秦の将、白起の率いる秦軍と趙軍が長平で戦ったとき、投降した趙の兵士40万人を、生き埋めにしたのである。

だが、秦以後の中国の軍隊は、二つの特徴が見られる。
一つはプロ集団である軍隊が、烏合の衆のアマチュア農民反乱軍に、勝てないということである。

歴代の王朝は、色々な軍政改革を行ったが、毎度、アマチュアに負けている。

中国の軍隊がこれほど弱いのは、その質に問題があるからである。兵隊といえば盗賊と同じようなもので、中国ではことわざにも「好男子は兵にならない、好い鉄は釘にしない」「秀才が兵にあえばいくら理があっても話しにならない」などといわれるくらいである。


兵士にとって、唯一の賞金稼ぎのチャンスが略奪である。豊かな城を攻め落としたら、部下に最低一週間は略奪、婦女暴行をさせてやらないと、司令官は名将になれない。すぐに部下に殺されるか、見捨てられてしまう。


と、いうことで、戦後の日本の進歩的文化人という者どもは、何も知らないのである。
願望を、現実として、語った。

更に、中国式の、人の殺し方である。
頭に穴を開け、目をえぐり、鼻や耳をそぎ、皮をはぐ・・・
瞬間的に殺すことはない。

文化大革命の際も、とても言葉に出来ないほどの、残忍な殺し方をしていた。
酷いものになると、心臓を手づかみで取り出して、食うのである。

日本の戦争文化は、全く別物である。

あの、関が原の戦いの際に、農民たちは、弁当を持って、高みから見物するという、のどかさである。

戦いは、武士同士のことであり、民衆は、関係ないことであった。
中国の戦争文化とは、まったく別物である。

更に、明治以後の日本の兵士は、皇軍という誇りがあり、一部で暴走があったとて、全体的には、略奪、大量虐殺などはない。

中国人が日本軍の、残虐さを言うのは、彼らがそうだから言うのである。

日本軍の残虐行為を、三光作戦というが・・・
冗談ではない。
三光作戦とは、中国の伝統的な戦争文化のことである。

三光とは、焼き尽くす、殺し尽くす、奪い尽くす、である。

中華人民共和国述語辞典には、それは、蒋介石が人民を殺害するために使ったスローガンであると、書かれている。

一方、台湾の辞典には、共産党軍のスローガンだと、書かれている。
地主を静粛するときの、スローガンである。

日本軍の南京大虐殺も然りで、自分たちのことを言うのである。

城内、都市の住民を殺し尽くすのは、中国の武装集団である。
南京では、何度も、大虐殺が行われた。それを、一々上げるまでもない。
皆々、中国人同士の戦いである。

中でも、最も有名なのは、太平天国の乱の際の、大虐殺である。

太平天国軍が占領した南京を、湘軍が攻撃した際、大虐殺が一ヶ月に及び、南京城内から財宝を運び出す車の列が、その間、絶えることがなかったという。

この、焼き直しが、日本軍に使われたのである。

兎に角、これ以上、記す必要は無い。

中国人に決まった史観があるかというと、そんなものはないといえる。つまり、そのときの政治的な都合によって史観など臨機応変に変えてしまうのである。


一見して、唯物史観で統一されているように見えるが・・・
実際、いつも不安定である。

その一つの証拠が、文化大革命を賞賛した日本の進歩的文化人たちは、ケ小平の時代になり、ゴミのように捨てられた。

中国寄りの人たちは、中国と同じように、コロコロと考えを変える必要がある。
自分たちの都合の好いようにである。

更に、中国では、人物評価も時代によって、コロコロ変わる。
極悪人が、ある日突然、大善人、愛国者になったりする。

善人も、大悪人にされるし・・・

兎に角、そんな彼らの言い分に振りまわれさていると、ノイローゼになる。
私も、中国の近代史を見ているうちに、嫌になってきた。
出来る限り、お付き合いしたくない相手、国である。

これから、中国は、世界一の嫌われ者になるということだけは、明確に解るのである。




posted by 天山 at 06:09| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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