2013年04月29日

国を愛して何が悪い62

辛亥革命後の中国には、多くの主義主張が存在した。帝政あり、清国再興の腹僻あり、立憲君主制、共和制、共産制、連邦制あり、無政府主義もあった。人が多ければ口も多い。だから政党や結社も300から600もあった。しかし、どの政党結社も民衆の基盤を持っていなかった。
黄 文雄

それは、
中国は、伝統的に国民というものが存在しない社会で、農民蜂起がいくらあっても、世の中を支配するのは常に読書人であり、人民は生殺与奪の権を握られる存在でしかなかった。20世紀の今日においてすら、いまだに中国では普通選挙が実施されていない。実施されないというより、できないのである。読書人同士の違いは、天子がいなくなったら実力で決着する以外、解決の方法がないのである。
と、言う。

21世紀に入っても、普通選挙は、実施できないようである。
彼らには、国民国家という、概念がない。

であるから、法律も何のその・・・
その時々で、いくらでも、変更するし、更には、あって無きものである。

最後に、国民党と共産党の戦いとなったのは、国民党が、イギリス、アメリカの支援を受け、共産党がソ連の支援を受けて、代理戦争のようになった。
その結果、中国人が自分たちの問題を解決できない以上は、列強が介入しても、解決の道が無いということに気付いた。

欧米、ソ連は、手を引く。
だが、日本だけが、その泥沼化の内乱の中に、深みにはまっていった。

そして、イギリス、アメリカ、ソ連が後退する中で、日本が排外運動の当て馬になったのである。

反日、抗日と叫んでいれば、大義名分が成り立つ愛国者になり自己弁護もできるので反体制運動をするにはかっこうの隠れ蓑になるのである。


満州事変までに、日中間で未処理の問題が山積みとなり、反地に運動は、更に高まり、通州事件のように、日本の民間人が虐殺される事件が、各地で多発したのである。

日本は、生真面目過ぎたのである。

だが、日本の中国進出は、20世紀初頭の列強による、中国分断を阻止し、中ごろまでに、中国の内戦を終結させた。

勿論、中国と、日本の一部のサヨク系の学者は、違う見方をする。
侵略だと・・・

19世紀の日清戦争後の、三国干渉から、列強による、中国分断がはじまっていたのである。

満蒙、新疆地区は、ロシア。
華北は、ドイツ。
華中はイギリス。
華南は、フランス。

アメリカは、スペインとの戦争で、乗り遅れた。その後で、門戸開放、機会均等を叫んだが、それでは、列強の分割を阻止できなかった。
それを阻止したのは、日露戦争以後、大陸に進出した日本である。

もし、日本が、日露戦争をせず、列強と共に、分断に関わったなら、今の中国は、無いのである。

辛亥革命によって1912年1月1日誕生した共和国体制の中華民国は、一見新しい後継国家のように見えるが、その実、国家の体制を整えることもできなかった。中華民国は南京で臨時政府を樹立したが、内部分裂と旧清国政府の圧力で三ヶ月しかもたず、結局袁世凱に政権をわたさざるをえなくなった。袁世凱の北京政府も安定できず、国家元首は、総統になったり、皇帝になったり、執政、大元帥などとくるくる代わった。


中華民国が、国家体制になったのは、40年後、台湾に移ってからである。
中国の内乱に負けて、大陸から追い出されて、ようやく、国家になったのである。

兎に角、一々書く必要がないほどの、内戦を経て、政権は銃口から生まれると、言った、毛沢東の共産党によって、終わる。
恐怖政治である。

それも、日本が、進出していたゆえである。

日本軍が、各地に、治安維持政府を創り、軍閥と匪賊が闊歩する状態がなくなり、民衆が、内戦の混乱から救われたのである。

まともでない国が、まともな歴史的判断を下すことは出来ない。
日本が中国を侵略したと言う・・・

中国には、国家と言う意識が無いのであるから、日本軍に対しても、戦うということをしなかったのである。
それは、自己保存である。

どの勢力も、自分の軍隊の温存を望み、国家意識なく、抗日より、大事なことだった。
万が一、戦いが始まると、その統率者、最高責任者は、逃げ出すのである。

中国の軍隊とは、国家の軍隊ではないのである。
この辺から、考えないと、解らない。

日清戦争当時から、軍隊ではなく、私兵、あるいは、強制連行してきた兵士である。

まともに考えていると、とんでもないことになる、中国である。

兵士は、人民より、派閥の司令官に忠誠を尽くすのである。
面白いのは、日中戦争の際に、日本軍と、一応中国軍が戦っていた。しかし、その後方では、国民党と共産党が、戦っていたという・・・

更には、地方の政府軍同士も、戦っていたのである。

各派の軍閥、匪賊は、離合集散を繰り返し、日本軍がいなくても、兎に角、戦っていたのが、事実である。

統制の取れた日本軍が、勝つのは当たり前である。

中国の支配者は、軍を掌握しないと、成り立たないのである。
現在も、然り。




posted by 天山 at 05:13| 国を愛して何が悪い2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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