2013年01月14日

国を愛して何が悪い45

アメリカは、1776年の、建国当初より、ヨーロッパの動乱に巻き込まれないように、孤立主義の外交政策をとっていた。

その姿勢は、1823年、第五代モンロー大統領による「モンロー宣言」として、明確にされた。

つまり、ヨーロッパ各国のアメリカへの介入を排除し、ヨーロッパ本土での紛争、植民地争奪戦に、巻き込まれないというものである。

その代わり、西部開拓、中南米への進出に力を注ぐ。

これからが、アメリカの見逃せない、侵略の方法がある。

西部開拓が終わると、アメリカ独立に刺激されて、独立したばかりの、近隣の中南米諸国に、度重なる、介入、侵略をはじめた。

1845年、メキシコから独立した、テキサスを併合した。
その後、メキシコと戦争を起こし、その勝利によって、ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニア州など、南部、西部の広大な領土を併合したのである。

この戦争の開戦の契機が、「アラモ砦の戦い」だった。
そして、この戦いは、アメリカが、アラモ砦をおとりにして、相手を挑発し、メキシコ軍に先制攻撃させ、自国軍に相当な被害を出させた上で、「リメンバー・アラモ砦」を合言葉に、戦争を正当化し、国民を鼓舞して、反撃に出るというものである。

この方法が、後の、アメリカの侵略の常套手段になる。

日本の開戦もそうである。
注・天皇陛下について、を、参照ください。

1898年、アメリカは、ハバナで表敬訪問中の米戦艦「メーン」を自ら爆沈させ、2060名の乗組員を犠牲にして、これが敵がやったこととし、「メーン号を忘れるな」を合言葉に、国民を戦争に駆り立てた。
そして、スペインに、宣戦布告する。

この、米西戦争は、キューバの独立戦争を支援する名目で始めながら、実質的に、キューバを保護領とし、スペイン領のプエルトリコも、領有したのである。

日本開戦も、「真珠湾を忘れるな」である。
相手に先に手を出させてから・・・

作戦といえば、作戦だが・・・
自国の兵士が、死ぬことを承知で、作戦を立てるとは・・・
人命軽視も、甚だしい。

アメリカの中には、とても、賢い馬鹿がいるのである。
戦争をしたい者どもである。

そして、稚拙な正当性を打ち立てる。

再度、言うが、アメリカの精神とは、何か・・・
キリスト教、プロテスタントの精神であろう。
そこには、手段を選ばずという、選択肢がある。

つまり、キリスト教精神も、いつでも自由に、変更可能なものであると、いう。
そして、神に祈りつつ、戦争をはじめ、続行させ、侵略する。

都合の良い神であり、主である。

あの、湾岸戦争でも、その手を使ったといわれる。
イラクのフセインを騙して、クウェート進攻に誘い、フセインを侵略者に仕立てて、世界に宣伝し、アラビアに集中していたアメリカの大軍を一挙に、出動させた。

用意周到である。

更に、日本をはじめ、世界中から、戦争協力の名目で金を集めた。
それで、新兵器の見本市を果たし、大量の武器弾薬を砂漠に打ち込み、「死の商人」の在庫を空にし、戦争ビジネスを成功させたのである。

しかし、世界は、アメリカの聖戦だと、思い込まされている。

このようにアメリカの戦争は、すべて敵が仕掛けたかのように宣伝し、止む無く立ち上がった聖戦に仕立てて、輝かしい歴史を残そうとする。アメリカはヤラセの名人なのである。
清水馨一郎

1898年の米西戦争・・・
それは、スペインを押さえて、アジアでの覇権を握る一大契機となる。

米西戦争が始まった時に、フィリピン人の独立革命家たちは、独立を助けてくれると米軍に大いに協力した。
地元革命軍を利用して、アメリカは、スペインに勝った。
しかし、一転、革命家を騙して、フィリピンを米国領土に組み入れる。

騙されたと知った革命家たちは、日本に援助を求め、激しいゲリラ戦を行う。だが、目的は果たせなかった。

アメリカは、威勢づいて、ハワイ、グアム、サモア諸島を収奪する。

ハワイは、先住民のカメハメハ王朝下にあり、明治以来、日本人の移民が多い。アメリカは、日本に奪われるのではないかと、危惧し、リリウカラニ女王を騙して、王朝を滅ぼす。

その時、女王は、明治天皇に救助を求めたが、日本は、アメリカと戦う力なく、見殺しにするより、方法がなかったのである。

さて、カリブ海でも、アメリカは、キューバに度重なる軍事介入を行い、パナマ、ドミニカ、ニカラグア、ハイチなどに介入した。
そして、カリブ海は、アメリカの所有となる。

1903年のパナマ保護領化は、重大である。
1914年に、アメリカは、パナマに運河を開通させた。
これにより、大西洋と太平洋を結びつける重要な、流通通路を獲得し、南米大陸の航海権、通商権を掌握した。

そして、アメリカは、いよいよ、日本を目指すのである。

現在、中国が目指す、覇権は、すでにアメリカによって、成されているのである。
だから、中国の様を、新植民地主義と呼ぶ人もいる。




posted by 天山 at 00:07| 国を愛して何が悪い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。