2012年11月28日

平成24年ネグロス島へ13

日の丸を掲げて、バイクタクシーに乗る。
市場に近くなり、一つの細い道を示す。
ようやく、バイクが通れる道だ。

そこを抜けて、海に出る。
子供たちが待っていた。

すると、私たちを歓迎するように、男の子五人が、飛び込みを見せてくれる。
私は、拍手をして、歓声を上げた。

少し大きな女の子が、私が渡す日の丸を掲げてくれた。
そして、何と、それを振るではないか。

男の子たちが、傍に来たので、バックを開けて、それぞれに合う衣服を取り出すと、歓声が上がる。
日本からの、プレゼントだ・・・

その騒ぎに、人が続々と出て来た。

ボーイ、ボーイ
ガール、ガール
次々と、取り出すと、それを受け取る子供たち。

お祭りのようになってきた。
その周辺は、スラムである。
私は、先に進んだ。
でも、皆、着いて来る。

ボーイ、ガール
すると、赤ん坊を抱いた若い女も出て来て、ベイビーと言うので、幼児物を探して、渡す。
それが、30分ほど続いた。

バイクタクシーの運転手は、動けないので、入って来た場所にいるとのこと。

どうして、そこに入っていたのか・・・
冬物の帽子が、幾つかあった。
すると、驚いた。
皆、それを欲しがるのである。

それを貰った子は、すぐにかぶった。
すると、それを見て、おじいさんが出て来た。
私にも、帽子を・・・

だが、子供用しかない。
つまり、帽子は、日焼け止めに必要なのだ。

おばさんたちも、出て来て、帽子が欲しいと言うのである。

延々と、着いて来た、男の子たちの一人は、白いパンツの中に、大量の衣類を入れていた。
そんなに一人で、取ったの・・・
しかし、後で、彼は、スラムの子供たちに上げていたという。

貰うのが、楽しいのだ。

少しばかり、先を進んだが、もう一度、元に戻る。
そこで、残ったものを、すべて取り出す。

何一つも残らず、渡すことが出来た。

最後になった。
皆々、揃って、私たちを見送るのである。

バイクタクシーに乗り込んでも、子供たちが並んでいるので、もう一度、降りて、私は、一人一人と、手を握った。

一人の男の子に、好きだよ、また来るから、と言うと、彼も、僕も好きだよ、待っているという。
学校に通っているから、英語が出来る。
そして、バイクが動くと、子供たちも、動いた。
追いかけて来る。

ウイリーと言った、男の子は、バイクタクシーの後に乗り、私に、アイ・ラブ・ユーと、言う。

ネクスト・タイム・・・また、会おう・・・

日の丸の旗を振っていた女の子は、何度も、サンキューを繰り返した。
彼女には、ガールセットを上げたのである。
その小さなバックには、女の子が好きな、様々な、髪飾りが入っていた。

差し上げている際に、おばさんが、何度も子供たちに注意していた。
ほら、この人は、汗だくだよ・・・
もう、いい加減にしなさい・・・
そんなことを言っていたように思う。

スラムから抜ける時に、大人たちも、私たちに笑顔で、さようならと言う。

兎に角、終わった。
バイクタクシーは、スピードを上げて、ホテルに向かう。

ホテルに着くと、本当に汗だくで、メガネも濡れていた。

私は、運転者に、150ペソを上げた。
約束通りである。
値切ったが、待ち続けてくれたお礼である。

運転手が、ホテルのガードマンに何かを言う。
ガードマンが、私たちに、ありがとうと、言った。

部屋に戻り、早速、シャワーを浴びる。
この手渡しは、非常に疲れる。
着物も汗で、濡れている。

良い写真も撮れたようで、安堵する。
支援をしてくれた人たちに、公開して、その人たちが下さったものが、確かに、手から手へと、渡されていることを、お知らせする。

いつも、次の約束をするので、それを守りたいと思う。
初めての場所での、初めての支援は、大成功である。




posted by 天山 at 06:54| 平成25年ネグロス島へ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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