2010年12月14日

プノンペンの悲しみ 14

白人じいさんの、マッサージ嬢を、口説いている現場に、出会った、私。

自分の、オイルマッサージが、二の次になった。
耳が、だんぼ、である。

私の体は、ひっくり返されて、胸から、腹を、撫でられている。

じいさんは、最後まで、食い下がり、口説いている。
そして、マッサージが、終了した。それでも、話しは続いている。

しかし、結局、曖昧なマッサージ嬢の返事である。
そして、断り。
じいさんは、カーテンから出た。

そして、何と、後片付けをしている、マッサージ嬢に、また、戻って来て、話し掛けた。

その、押しの強さ。
ついに、である。ついに、じいさんは、明日の午後11時にという、約束を取り付けた。
私は、幾らで、話をつけたのか・・・と、耳をそばだてたが、聞こえない。
きっと、手や、指で、示したのだろうと、思う。

なんとも、はや、白人じいさんの、ド根性である。

私は、呆れるよりも、たまげた、のである。

気づくと、私は、マッサージ嬢の膝の上に、頭を置かれて、顔マッサージをされていた。

タイ人は、押しに弱い。
何かにつけて、曖昧なタイ人である。
まあ、いいかっ、ということになる。
それは、一種の良い意味の諦めのような、感覚である。

日本人と、似ているが、それは、全く別のものである。

日本人の曖昧は、協調性を重視するもの。
タイ人のそれは、どうでもいいのである。

ほよど、苦痛とか、苦労をすることは、しないだけ。

私は、それを見て、全く別のことを、思い出した。

タイパンツを、買おうかと思い、店の前に立った。
ハウマッチと、一つのタイパンツを手にして、尋ねた。

売り子の女の子は、電卓を持ってきて、200を示した。
600円である。
少し、他のパンツも見る。
そして、私が、後でまたと、思い、離れようとした時、女の子は、180の電卓を見せた。
それでも、私がウンと言わないので、150バーツに、落とした。

150円も、安くなる・・・
そこで、私は、アフターと言って、立ち去った。

もしかしたら、120バーツくらいに、持ち込めるかもしれない・・・
私は、そんなことを、考えた。
タイ人の、弱みを突く。

私の、マッサージも、終わりに差し掛かり、座らされた。
最後の、肩揉みである。

オッケー、コープクン、カー
終わった。

全然、利いていない、オイルマッサージだが、私は、実に得した思いになった。
あの、白人じじいの、迫力と、押しの強さ。あれを、見習おう。

その時、横浜支部から、電話である。
全裸のままで、話をしていた。

マッサージ嬢は、後片付けをするために、話しが終わるのを、待っている。

結構な長話になった。
他の客も、入ってきた。

そして、話しが終わり、衣服を着ようとした。
マッサージ嬢が、ムッとした顔で、私の股間を指した。

えっ
そして、ある仕草をした。
500バーツでするという。

パタヤでは、よくあること。
オッケーオッケー、ノータイムね

今回は、コータも、おばさんマッサージ嬢から、誘われたというから、皆、売り上げが、減っているのだと、結論付けた。

私の断り方は、オッケーである。
普通は、オッケーは、いいですよ、であるが、そう思わせて、断るのである。

日本語にすると、わかった、わかった、今、時間がないの・・・である。

コータは、お金が無いとのことで、断ったと言う。

お金がなければ、どうしようもない。
だが、私は、お金が無いと、言えない。
日の丸の、大きな財布を持参してきているのである。
信じないのである。

ちなみに、映画などでも、見ることがあると思うが、海外では、決して、否定的な言葉を、使わず、断るべき。

詐欺に騙されそうになった時も、私は、オッケーを繰り返し、逃げる。

わかった、わかった・・・・

そして、足早に去る。
こうして、パタヤの、時間は、過ぎていった。

この、旅日記も、ここで、おしまい。

ちなみに、私は、パタヤで、イカの、干したものを、買う。
色々な、種類のイカが、あるので、楽しい。
日本で言えば、裂きイカもある。少し、辛いが、美味しい。
市場で、買うので、とても、安いのである。

日本に帰り、毎晩それを、食べている。

本当に、おしまい。



posted by 天山 at 00:00| プノンペン二度目の悲しみ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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