私の活動を、ある、おじさんが聞いて、言った言葉は、俺も、東南アジアには、よく行っていたという言葉である。
つまり、ある、大手企業に、勤めていて、海外赴任で、出掛けたというもの。
あっそう
私は、あまり、話をしたくないが、延々として、何事かを、話す。
ホント、アホなのである。
東南アジアに、赴任したということは、能力が無いと、言っているようなもの、なのである。
更に、拍車をかけて、世界を回った。
どうせ言うなら、世界の女を買ったと言うほうが、聞きやすい。
開店休業が、赴任先の、事務所のあり様である。
何も、別にすることが、無い。
あっても、日本からの、電話を受ける程度。
仕事らしいことは、しない。出来ない。
だから、海外に、飛ばされたのである。
また、言えば、領事館の職員なども、そうである。
大使館とは、聞えは良いが、サラリーマンより、悪い。
大企業の、お使いのような、領事館、領事もいる。
勿論、海外で、何事かあれば、お世話になるが、それは、当たり前のこと。そのために、領事館や、大使館がある。
私が、はじめて、訪れた、領事館は、タイ・チェンマイの、領事館である。
手厚く、持て成された。
それは、有難いことである。
しかし、批判する。
日本国の、出先機関である。
お話は、いいが、要するに、こちらが、何を特に望んでいるのかということに、気を使うべきである。
領事館が、音頭を取ってすることは、取ってつけたような、行事などである。
地元の、要するに、タイ国政府、または、地元の、行政などの、形通りの、なにがしかを、すること。
物々しい、厳重な、警備体制での、領事館には、ただ、驚くばかり。
入るのに、二度、三度の、扉を、通るのである。
タイから、日本に、旅行する人に、ビザを、発給する程度の、仕事で、それほど、厳重にする必要があるのか・・・と、思うほど。
要するに、自分たちのための、意識なのである。
だから、民間の、活動などは、理解し難いし、理解できない。
勿論、それで、いい。
民間の本当に、大変な、活動を知れば、彼らは、自殺したくなるだろう。自分たちの、仕事の、どうでもよいことに、である。
それも、仕事であるから、それでいい。
何も、期待しない。
晴れの舞台に出て、挨拶する程度で、仕事をしている気になる、程度が、国の、要するに、海外に出る、公務員である。
さて、大企業の、無能な者、海外赴任で、何をしているか。
ゴルフと、風呂である。
ゴルフは、そのまま。
風呂というのは、女を買うことである。
あちらでは、風呂とは、日本の銭湯ではない。
女が、つく。
女に、体を洗ってもらい、その後は、射精に至るまでの、時間を、過ごすのである。
勿論、ただの、旅行者も、風呂に行く。
それについては、人それぞれ。
何も、文句は、無い。
売春は、堂々とした、商売である。
誰の、世話も、受けず、体を売って、我が身を、養い、更には、家族を養う。見事である。
アホの、おじさんは、知ったかぶりをして、私に話すが、全く、役に立たない、情報である。
人は、見るものしか、見えない。
見ないものは、見えないし、無いものである。
私のように、街の、小路に入って、最低の生活をしている、ものなどは、見えないのである。
私は、天皇陛下と、同じく、観光はしない。
更に、特別に、遊ぶことは無い。
興味がない。
その国の、その町の人々が、どんな暮らしをしているのか、何が必要なのか、更に、国のあり方を見ている。
そして、価値観の違う、人々が、どのようにして、共生して生きるのか、生きられるのかを、考えている。
どこどこに、美味しいものがある、などという、情報は、全く興味なし。
どこどこの、売春宿は、若い女がいるという、情報も、興味がない。
射精に至る道は、それこそ、人それぞれ。
バスで、一同、売春に行くなどという、趣味は、全く無い。
20年ほど前に、タイ・パタヤに出掛けた時は、何も知らなかった。
だが、高級ホテルの、ボーイたちから、日本人であるということから、私は、蔑みの目で、見られた経験がある。
それの、意味を知ったのは、夜である。
日本人の、おじさんたちが、車を、チャーターして、出掛けた。
それが、売春ツアーだった。
それを、知った。つまり、はじめて、それを、目にした。
私の、身で得た、情報である。
ああ、これなら、蔑まれると、思った。
個人で、売春に行くというなら、それはそれ、である。
しかし、団体での、売春ツアーは、蔑みの対象となる。
当然である。
以下省略。