2009年05月09日

性について 79

エイズ発生の、鍵を握るのは、成人T細胞白血病である。

この白血病は、エイズと、同じように、人間とサルに共通する、白血病である。
しかし、この、病にかかるサルと、かからないサルがいる。

さらに、この白血病の感染分布域は、エイズの感染域に似たところがある。

1991年、イギリスの、チャールズ・ジルクス博士が、エイズはサルから、感染したと、発表した。
1920年代から、60年代にかけて、マラリアワクチン開発のため、マラリアに感染したサル類の血液を、人間に注射した臨床実験で、始まった可能性があるという。

その、実験で、たまたま、血液に、エイズウイルスが、含まれており、それから、種を越えて、人間に感染したというものである。

だが、こういうことも、考えられた。
セネガルの娼婦から、サル型に近い、エイズウイルスを見つけたというものである。

アフリカでは、サルを食べたり、サルに噛まれることがあり、そこから、エイズが、人間に伝播したというもの。
更に、憶測で、サルと、性的交わりをしたという、説まで登場した。

勿論、動物との、性的交わりは、古代から、獣姦といわれて、行われてきた。

実に、エイズウイルスが、サルと、人間の間を、縮めたといえる話である。

さて、成人T細胞白血病は、従来の、白血病に新しく加えられた病である。

白血病には、骨髄性と、リンパ性の二種類がある。
リンパ球には、B細胞と、T細胞があり、従来の白血病とは、B細胞が、増殖するものである。

ところが、T細胞性の白血病を、発見したのである。

そして、更に、この白血病の、ウイルスが、1981年に、京都大学ウイルス研究所によって、発見された。

この、成人T細胞白血病は、40歳から、60歳といった、年齢に多発する。
そのために、成人と、名づけられた。

この、ウイルスの自然感染経路は、母子、夫婦間に限られるが、感染しても、簡単に発病しない。
また、成人T細胞白血病の、発生地域は、極端に偏るのである。

世界的分布では、日本、中央アフリカ、カリブ海沿岸である。
日本では、九州と、沖縄の、海岸地帯に、多く、北海道、東北、紀伊半島の一部に、みられるという。

この白血病が、エイズとの、関連で注目されるのは、エイズと、同じように、人間とサルが、極めて、似通ったウイルスによって、病気なるということ。
また、分布が、人間とサルで、共通すること。そのウイルスが、エイズウイルスに似ていることである。

この成人T細胞白血病に感染している、細胞が、エイズウイルスに極端に、やられるという、事実が、判明した。

普通の細胞に、エイズウイルスを加えた場合は、増殖するまでに、時間がかかり、死なない細胞もある。
しかし、T細胞ウイルスの場合は、エイズウイルスが、すぐに増殖するという。そして、細胞が、皆、死滅するという。

日本には、このウイルスの、感染者が、100万人近くいるといわれる。

特に、西日本である。
ということは、その地域は、エイズウイルスに対する、感受性が高いと、みる。

アフリカや、ハイチで、エイズが多いのは、それである。

だが、今や、世界的に、エイズウイルスが、拡散している。
これ以上は、追求せずに、現代のエイズの、有様を、見ることにする。

2009年3月29日現在の、厚生労働省エイズ動向委員会によると、発症していない、エイズ感染者は、10788人で、発症した感染者、つまり、エイズ患者は、5024人である。

凝固因子製剤による感染者は、1439人である。

ただし、発症していない、感染者の、未報告数は、相当数だと、言われる。

更に、同性間感染は、70パーセント近くであるが、自己申告なので、もっと多い可能性がある。

現在では、エイズ感染者は、慢性疾患の一つと、位置づけられるようになった。
治療さえ続ければ、性行為は勿論、出産も可能になっている。

だが、すぐに死ぬことはないという、病気になったものの、エイズ感染者、エイズ患者という、意識は、重いのである。

更に、エイズ感染した男性が、性欲を満たすために、男性エイズ感染者と、性行為を行うという、時代になったのである。

感染者は、一生エイズウイルスを、背負い、他人に、感染させるという、危険を抱いて、生きなければならない。
死に至る病で、なくなったが、今度は、精神的に、エイズ感染者として、生きるということの、生き方の問題が、切実になってきたのである。

エイズ感染者と、そうではない、人との、間には、想像以上の、間、というものがある。
しかし、そうではない人が、いつ、エイズ感染するのかは、解らない。
予防以外に方法が無い。

ただ、今、私は、最新の情報を集めている。
タイ保健省では、今年九月に、二種類の混合したワクチンにより、エイズウイルスの、感染リスクが、三割減少したという、臨床結果を、発表した。
HIVワクチンの予防効果が、はじめて、立証されたという、一例であり、大きな躍進である。

世界は、どんどんと、動いている。




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最後の沈黙を破る 9

前回、霊的なこと、霊界について、書いた。
それで、もう少し、書くことにする。

というのは、神仏は妄想である、という、エッセイでは、書き足りなく、実は、まだまだ、書きたいことがある。

そこで、このエッセイで、少し、そこでは、書けないことを、書く。

霊能という、能力がある。
霊感と、然り。
それを、主にして、教えを伝える人や、宗教団体がある。

多くの、宗教の創立者は、大半が、一度は、霊能や、霊感に、触れている。そのうちに、それが必要なくなり、教えのみに、移行して、物を書く。

伝え続けて、30年という、ベンジャミン・クレームという、イギリス人に関して、少し書く。

大いなる接近という、タイトルで、出した本が、反響を呼んだ。
それに、共感した人々が、伝道瞑想なる、集会を持っている。

私は、否定はしないが、批判する。

何でも、彼は、ヒマラヤ山脈の霊界からの、キリスト・マイトレーヤーとか、大師と言われる霊からの、メッセージを伝えているという。

土台は、キリスト教と、仏教系の、混合した、教えであるが、きわめて言えば、キリスト教に母体を置く。

愛と、分配の法則云々とは、まさに、キリスト・イエスの、教えに順ずる。

彼は、多くの世界の状況を、予言して、その通りに、世界が、動いているという、信じる人が言う。

世界を、予言して、当てている人は、世界に大勢いる。
何も特別なことではない。
しかし、彼が、霊とか、神に近い者から、メッセージを受けているということが、ポイントである。

世界の貧困や、経済格差などの、解決を求める人々に、メッセージをいう、傲慢極まりない、発言は、単なる、妄想の瞑想を、冗長させるだけであるとは、考えていない。
つまり、祈りは、聞かれると、発信する。

更に、神人が、世界の人に、直接的に、メッセージを送ると、言い続けて、今も、それが、成されない。つまり、彼が、その、神人なのであろう。

それか、彼は、夢を見ているのかもしれない。

幼児期の、脳のままであることも、考えられる。

先進国の人に対する、分かち合いの精神により、云々というが、それは、多分に政治的行為にある。

それを、瞑想により、つまり、祈りにより、成すというのは、単なる、気休めである。

人類は、地球という、ひとつの惑星に住む、兄弟姉妹であり、云々とは、アシジのフランシスコの言葉である。

何も、特別なことではない。

世界全体が、相互に深く関わっているという事実に、気づくべきである、云々も、当たり前のことである。
それが、彼に、メッセージを与える霊的存在の、云々となると、人は、信じるという、不思議である。

結果、メッセージを、発信しているのは、彼自身なのである。

目新しい、メッセージは、何も無い。
更に、オリジナルは、何も無い。

覚者方との、協力により、温暖化や、大気汚染、放射能の影響も中和できる、テクノロジーの出現を可能にするとの示唆であるが、そんなことは、当たり前のことであり、どこに、覚者方が、出てくるのか。

更に、温暖化、大気汚染というが、もし、地球が、それを、避けるとするならば、地球は、自ら、そのように、働くのである。

彼が、大師たちの、メッセージを、受け取っているとしたら、あまりに、ポーズの付け過ぎである。

それなら、仏陀が、集う弟子たちに、生活指導をした方が、実際的である。

大袈裟すぎる。
つまり、ヒマラヤ山脈の霊界は、いつも、大袈裟に、メッセージなるものを、与えるのである。

信じる人は、偉大なる、霊に、そして、瞑想という、よく解らない、祈りの、方法に、取り入れられているだけである。

更に、奇跡の水などという、愚かな真似は、レベルの低さに、笑う。

新しい、社会運動という方が、すんなりくるのである。

キリスト教世界や、日本のように、宗教感覚曖昧な場所に、受け入れられるものであり、到底、全世界に、メッセージを、送るという、代物ではない。

瞑想は、祈りである。
祈りは、行為である。

ユリゲラーという、超能力者という、者が、その能力で、世界の核を消滅させ得ると、言っていたが、その後は、何も無い。
単なる山師であったと、思える。

ベンジャミン・クレームの、小粒な活動をしている人は、大勢いる。
日本でも、山のようにいて、出来れば、大きな集団になりたいと、目指している。

気功と、瞑想によって、世の中を良くするとか。

すでに、神人は、イギリスに、日本にも姿を持って、現れているという。
是非とも、全世界に向けて、メッセージを発してもらいたいものだと、思う。

すでに、世界の中で、それらの神人は、活動しているという。
そいう、言葉も、単なる、戯言に、聞こえる、彼の、メッセージである。

何故なら、今までに、そういう、予言や、メッセージを発した人は、実に多い。

ちなみに、ヒマラヤ山脈の霊界は、あまり、良い霊的存在を有していない。
こけおどしが、多いのである。

一応、大いなる接近、に期待しておく。

posted by 天山 at 00:00| 沈黙を破る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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