2008年09月23日

性について 53

マスターベーションしながら40分間の瞑想を始めました。バイブレーターを手に、マントラを唱えながら、最後はオーガズムで終わります。これぞ超越マスターベーションです。
ドットソン

それを彼女は、科学的データにより、裏づけを取るという試みをしたのである。

彼女の友人の、医学博士のレイモンドで、セックスの研究を専門とする。
ラトガズ大学の医学部のプロジェクトで、オーガズム時の、脳の状態を調べることになったという。

性行為が、右脳と、左脳に、どんな影響を与えるのか。
脳の動きは、脳波でとらえ、同時に、心臓や血行、筋肉の変化を記録するというもの。

実験が終わりに近づくころ、中くらいのオーガズムが訪れました。部屋にはわたしの大好きなドラムソロがいっぱい鳴り響いています。私は呼吸を速め、バイブレーターのスイッチをハイにし、ドラムのテンポに合わせました。あとはとてつもなく大きなオーガズムに向かってまっしぐらです。
あと一歩でエクスタシーという寸前、ドラムの音がぴたりとやみました。どういうこと?するとインターホンから人間味のない冷たい声が聞こえてきました。

あとになって、なぜ二度目のオーガズムを割愛されたかわかりました。心臓麻痺でも起こすんじゃないかと、心配されたのです。
ドットソン

脳というのは、周波の異なる電波を出している。
目覚めている時は、ベータの状態。これは、普通の意識の時。理性的な思考をつかさどる、領域。
ベータは、脳波の動きが一番早く、心のレベルが、深くなるにつれて、アルファ、セタ、デルタと遅くなる。
アルファは、創造的な領域。直感や、インスピレーション、夢想のたびに、一日何度も、無意識のうちに、アルファの状態に入る。
セタは、トランス状態や、催眠状態の時のもの。
ヨガや、瞑想などは、おおよそ、この状態である。
そして、デルタになると、もっとも深いレベルの状態になる。
自発的な筋肉運動が止まり、昏睡状態になる。

バイブレータのスイッチを入れた瞬間、私の脳波はアルファ状態になり、中くらいのオーガズムの寸前をはぶいて、ずっとそのままでした。オーガズムが近づくと、脳波はがくんとセタに落ちました。快楽を期待して、心のより深い次元へと入っていったのです。オーガズムの最中、体が動き、心臓がどきどきし、血のめぐりがよくなる一方、頭は深い眠りの状態にありました。これがすべて目覚めている状態で起こったのです。
ドットソン

つまり、脳波から見れば、マスターベーションは、楽しい瞑想に他ならないと、いうことになったのである。

マスターベーションは楽しい瞑想にほからないことが証明されたわけです。
ドットソン

密教系の、悟りの境地を、男女交合の快楽にあるとする、考え方があるが、それに似る。

そこで、彼女は、タントラに気づく。
タントラとは、セックスエネルギーを意識的に活用する方法であり、古代の科学だと、言われる。

その、実践者は、性行為を増やすことにより、スピリチュアルな成長を、促すと、考える。
これについては、今は、深く追求しない。
宗教でも、ヨガでもない。
全く異質な、性の儀式であると、言える。

これまで読んだタントラの本は、すべてへテロセクシャルに基づいたものだったので、どの儀式も異性のパートナーとしかできないと思っていました。あとでわかったことですが、初期のタントラの経典では、女性が教師役でした。タントラの最高の形は儀式にのっとったグループセックスです。
ドットソン

そこには、ありとあらゆる、セックスが網羅されている。
スピリチュアルな成長の基本は、自己である。
つまり、基本となる、儀式は、マスターベーションなのである。
次に、女性主導のパートナーセックス。女性が男性のエネルギーを支配し、性行為を長引かせて、何度も、オーガズムを得られるようにする。

そして、三人、3Pである。
これは、一人のためにとっておくという常識を破り、他の人と調和を保ちつつ、快楽を得る。また、暮らしもするというもの。

セックスを通じたスピリチュアルな成長とは、精神的な結びつきや独占欲を捨てて、性的エネルギーを分かち合うこと。平和と調和は、グループセックスに参加したひとりひとりのエネルギーが合わさって生まれるものです。わたしのワークショップでは、決められたマスターべーションの儀式でみんなの性的エネルギーを結集し、ひとりひとりがオーガズムに達します。
ドットソン

彼女の手記とも言えるような、著書を見てきたが、彼女は、セルフラブによって、健康という意識を非常に高めたといえる。

酒、マリファナ、コカインと、彼女は、依存症に悩まされた。
更に、タバコの、ニコチンに関しても、実に正確な、依存状態を描いている。

そして、砂糖と、塩、コーヒーなどの依存症についても、言及する。

最後に、薬についての、記述は、実に参考になる。

よく眠るため、リラックスするため、元気になるため、体重を減らすため、痛みを避けるため、たくさんの危険な薬が医者の処方のもとで合法的に販売されています。医者はれっきとした麻薬の取引業者と化しています。個人的には薬物依存症になった経験はありませんが、私の目から見れば、精神安定剤や鎮静剤や催眠剤は錠剤の形をしたアルコール、中枢神経刺激薬にいたってはまさにコカインにほかなりません。ダイエット用の薬は女性を破滅へ導くもの。女らしいほっそりした肢体というのは、往々にして中枢神経がいかれ、精神的な混乱を引き起こす場合があります。
毎日数多くの人が「医者の指示」にしたがい、依存症という目には見えない一線を越えています。女性が薬を飲むと、薬が薬を飲むようなもの、やがては女性が薬に飲み込まれてしまうのです。
ドットソン

彼女は、健康こそが、最高の媚薬だという。
私も同じ意見なのは、マッサージと、風呂や、温泉の効果を、奨励している。
それらは、精神安定剤より、効果ありと言う。

これで、彼女と、お別れするのは、少し先延ばしする。
後で、セックスセラピーについて、書く時に、再度、登場させることにする。

閉経期を迎えた後も、彼女は、性的行為により、老化防止を開始したのである。
それは、また、実に楽しいものである。

それを、書き終えたら、この本を捨てる。



posted by 天山 at 00:00| 性について2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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